瀬とり の日記
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飯蛸
2016.02.07
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瀬戸内の春の風物詩、飯蛸(イイダコ)、俳句でも春の季語です。
兵庫県明石では弥生時代の小型のイイダコの蛸壺が現在でも底引き網にかかることがあるそうです。
このタコ、名の通り冬から春先に頭に飯
(いい、卵です)が入り、雌は高値で取引されます。
私の母親も飯(いい)の入った飯蛸をよく炊いてくれました。煮ても硬くならないので柔らか煮や関東煮、茹でてワサビ醤油とか、地に漬け込んで焼くのもありです。
ひっぱり蛸飯とゆう駅弁にも炊いたのが入ってたような?ユニークな駅弁で弁当箱が
蛸壺なんですよ(笑)白いものに興味があるのか?私も子供の時、飯蛸を釣るのに
ラッキョウをテンヤに縛り付けて狙ってました。普段瀬とりでは真蛸の柔らか煮をお出ししてますが、飯(いい)の入ってるこの時期、飯蛸もお出ししたいですね。関東ではあまり馴染みのない飯蛸、是非味わっていただきたいです。