瀬とり | 日記 | キンキに対する?

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

キンキに対する?

2016.10.07

東と西、古くは天下分け目の合戦の東軍と西軍。
前にも書きましたが、西海に鮭無し 東海にマナガツオ無しとかも言われます。
東のキンキ(キチジ)に対する西海の雄、何だと思います?
錦織選手も好物の、そうノドクロです。
もうご存知の通り超超高級魚です、日本海側の魚だと思われがちですが九州や太平洋側の高知などでもよく揚がります。
正式名称はアカムツ、でもノドクロと呼ぶ方が一般的ですね。
北の方ではノドグロと濁るみたいですね。
釣り物だとキロ1万は軽く超える高級魚ですので さすがに網物ですが本日瀬とりに初お目見えですよ。
さて今日の旬魚は、島根のノドクロはお造りで 時価!と書きたいところですが、ちゃんと値段は書いときます。(笑)秋から冬にかけて本当に美味しくなる魚ですね。
後は香川の天然ヒラメ、香川の小又鯵、紀州の鯖、赤穂のシャコ、香川の立派な鳥貝(高くて泣きそう)、厚岸の大きなツブ貝はかなりの上物、高知の戻りカツオは釣り物、玄界灘のケンサキはビックリの卸値に1杯だけ(笑)
焼き物に香川のシズ、わかりやすく言えばエボダイ。
瀬とりのメニューを見て皆様感ずるとこですが、魚の名称を西の呼び名の表記にしています。
悪ふざけとかではなく、西で獲れた魚なので単純にそうしているのと、お客様が興味を持って質問していただければ強面の話しかけにくい(話しかけ辛い)私に声をかけてもらえるキッカケになるかな?という期待のため(笑)。
台風時に時化繋ぎといい流されないように沢山の船をロープなどで数珠繋ぎにします。
もちろん足並み揃えてその繋いだロープを外す訳なので、ウネリが残ってる海に、俺だけ漁に行く!みたいに一艘だけ漁に出たりする事が出来ません。(要は今回は時化繋ぎの影響で漁に出れない船が多く、魚が少なくて かなり値が高騰していました、自然相手なのでしょうがないですね)
それも含め仕入れの難しさを楽しんでます。
そんなこんなで本日は内海物が若干少な目ですが堪忍してね。

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