瀬とり の日記
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どっちやねん?
2016.10.14
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江戸前鮨では欠かせないネタのコハダ。
大きさで名前が変わる魚で シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ。
旬は秋からですが夏前に出回るシンコは江戸前鮨職人の心意気、かなり値が張るし仕込みも大変ですが採算抜きで提供するようです。
小骨が多く、皮も引けない、煮ても焼いても食えないの語源はコハダからなんですよ、知ってました?
腹開きなので武士に嫌われたり、焼いた時の臭いが人を焼く臭いと同じ(ゴメン)とかで敬遠されたりと思えば、子ノ城と殿様に喜ばれ祝膳に出したり、子ノ代の当て字で子孫繁栄を祈願したりと、いったいどっちやねん!
魚へんに祭と書くから縁起のええ方でいきましょう。(笑)
本日は豊後水道のコハダを軽く酢で〆て、お寿司屋さんほど上手くできるかどうか?
頑張りまっす。
後は香川の天然ヒラメ、香川のツバス、香川のマゴチ、山口のケンサキ、観音寺の今日のは大きなシャコ、境港のヨコワ、香川のニシ貝、北海道は根室のホッキ貝。
焼き物は紅葉鯛にシマアジ、マゴチのカマも焼けますね。
今月より第3日曜と第3月曜が連休になります、この金曜 土曜で売れ残り厳禁!(笑)
皆さん是非秋の旬魚を食べにきてね。