瀬とり の日記
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淡路島
2017.04.09
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明石に住んでいた私は子供の頃からよく淡路島に行きました。
その頃の淡路は当然明石海峡大橋などなく船でしか行けません。
人を乗せる播淡汽船か車を乗せるタコ フェリーで渡ります。
淡路島が大好きだった私は高校生の頃までよく淡路に遊びに行きました、もっぱら島の
西側ばかりで慶野松原や五色浜は特にお気に入り、五色浜はその名の通り海岸に五色の
丸い石があり、皆んな石を採って金魚鉢に入れるので石の採取が禁止になった程です。
高校生の夏に友人と3人で往復の船代と少しの飯代しか持たずヒッチハイクで淡路島を一周しようと出掛けました。
島半分までは順調でした。慶野松原のキャンプ場でぬかるみにハマっていた車を押して助けてあげたら旦那さんがお礼に数千円くれました。
そのお金でバスに乗って一周すればええのにアホな私達は夏の暑さに負けそのお金を
全てビールに変えてしまうのでした。(実は酔ってなけなしの飯代までビールを呑むしまつ)
その後順調だったヒッチハイクは見る影もなく、明石に帰る船乗り場まで着くのに丸一日かかり、野宿はするわ 蚊にさされまくるわ 牛はうるさいわ?腹は減るわで散々な目にあいました。
ホンマに淡路島はよく行っててバイクでコケたんも淡路やったなぁ。
その頃よく聴いてた音楽が、ローラブラニガン(故人)のソリティアーで、今もその
アルバムを聴くと想い出が蘇ります。(音楽ってスゴイね)
さて本日の旬魚は、瀬戸内の春の王様 タケノコメバル かなりの大物です、メバルで
0.8kgなんてスゴイですね。厳密にはメバルの仲間ではなくカサゴとかソイとかの仲間やったかな?播磨灘産です。
かんぬき のサヨリは例の(笑)淡路島から、香川のハネもございます。
土佐の甲浦からは日戻りの釣りカツオは超美味。
香川のハリイカにマダコ。
北海道のトウダイツブにホッキ貝、観音寺のトリ貝。
煮付けには香川のオキソメバル、サヨリとハネのカマは焼きものに、タケノコメバルも大きいからカマが焼けそう。
三寒四温、こうして春が訪れ大嫌いな梅雨が明けたら夏。
なんとまぁ刻が経つのが早いこと、皆様
No time to lose.