瀬とり | 日記 | デキスギルヤツ

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

デキスギルヤツ

2017.04.11

いつものように香川の魚卸に電話すると彼が開口イチバン、おやっさん!ヤマブシあります!(彼は私の事をおやっさんと呼びます)
ヤマブシは瀬戸内の呼び名で正式名称は
ホシガレイ。
漁師が一枚だけ持ってきたのを生簀で泳がしておき、何人もの人々が おっ!ヤマブシ
あるやん!売って!と言うのを頑なに断り、私の為に取っておいてくれたのです。
なんともデキスギルヤツ。(私がありきたりの魚では満足しない為)
私なんかに売るより他の高級店に売ったらさぞかし儲かるのに。 おおきに
このホシガレイご存知?並居る白身魚の中で最も高級な魚のひとつ。
(まず数がいない)
以前築地でキロあたり16000円ついてました。
マグロの柵やブロックとか牛のサーロインのブロックはほぼ歩留まり100%、
魚は丸で買えばそうはいきません、頭や内臓や中骨に皮やヒレを外し可食部だけのキロ単価、それはスゴイことなんです。
もちろん瀬とりクラスの店でその単価では買っていません、でもそこはホシガレイ
それなりの値は張ります。
がしかし、私は瀬とり 瀬とりは私、他店では真似の出来ない価格でご提供致しましょう。
(このブログは嫁も見ますのでこれ以上のコメントは差し控えさせて頂きます(笑))
速攻売り切れるやも知れません(キロ未満の子ですから)、またまた暇で楽勝かも?
是非この機会にご賞味下さい、瀬とりをオープンしてからも二枚しか買えなかった代物です。(しかしどないかせなアカンな、この希少魚や入手困難魚が好きなんを)
そんなホシガレイは香川から。
他にも面白い旬魚、本日のカツオはスマガツオ。
東日本では馴染みのない彼が獲れた土佐では本ガツオより美味と言う地元民も。
元々はシマガツオがなまってスマガツオになったみたい、いわゆる東日本のソーダとは別種です。(たまに混同されますが見た目も味も違います)
シマガツオの何千匹かの中に星ガツオが紛れます、これも超希少種で以前瀬とりでは
一度だけ扱いました、また買えればいいですね。
他には天然桜鯛、ハネは香川から。
淡路の旬魚サヨリ、香川のハリイカにサザエ、備讃瀬戸のタイラギ。
本日のウニはムラサキウニ、大間産です。(マグロで有名な大間)
焼き物はサヨリに鯛のカブト、ハネのカマも焼けるかな。
鯛のカブトは煮付けにも。
瀬とりの休み前なので品数は少し控えましたが内容はかなりのもの。
品は一級、値段は二級、
親父は強面、、、、、
瀬とりです。
何か問題でも?

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