瀬とり の日記
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西洋海岸性気候?
2017.05.14
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なんや数日夏のような暑さやと思ったら昨日は大雨。
穏やかな四季のある日本は何処へ?もはや亜熱帯。
どんどん春と秋がなくなり暑い、寒い、雨季 みたいになるかも?
野菜も魚もなんか以前と比べたらおかしな感じ。
そのうちサンマは冬に食べ、戻りガツオなんて言葉はなくなるかも?
まぁこの辺りは気候のせいだけではなさそう。
関東近辺のタケノコは終わりを告げ、市場には加賀のタケノコがチラホラ。
さすが加賀野菜、高額過ぎて手が出ません。
瀬とりでもタケノコのメニューは終わりに、また以前の炊き合わせでも。
煮物に新しいメニューが仲間入り、冬の間も幾度かリクエストのあった豚の角煮。
実はこの料理、ビタミンB群を効率よく摂取できるため 夏のお料理。
あわせて豚の角煮丼もプラス、是非お試し下さいませ。
さて本日の旬魚はなかなか面白い。
ひとつハプニングを、香川の卸の彼。
私がソイとか好きだから取っておいてくれたのですが、何とこの子サンタマリア。
いわゆる野〆、でも素晴らしい魚体だと言うので駄目元で買いました。
おろしてみて身が赤く(血が回って無ければ)なければお造りも。
もし私が納得いかないなら煮付けにします。(うっ!贅沢)
そして皆様が見た事も聞いた事も食べた事もない備讃のスーパー下魚(笑)
その名はヒラ、以前に一度だけ使った事があります。
ニシンの化け物みたいなこの子、非常に美味しいのですが何本あんねん!と言うくらい
小骨が。特殊な調理法で骨切りをしてから焼いたり煮たりします。
鮎の背ごしのような調理法もありますね。
本当に美味いから骨切りして塩焼きにしますね。
他には香川のマナガツオ、播磨灘のアブラメ(アイナメ)、香川の瀬付アジ、川之江の
アオリイカ、土佐は甲浦のカツオ、香川のハネ。
北の海から根室のホッキ貝と天然ホタテの貝柱。
焼き物は前述のヒラとハネのカマ、クロソイの煮付け
(どっちに転んでも半身は煮ます)。
昨日は大雨、有り難くも予約が4組も入っていたのでホンマに助かりました。
もし予約無しやったら何羽の閑古鳥と戯れていた事でしょう。
それでは皆様、ご来店お待ちしております。