瀬とり | 日記 | 梅雨と旬魚

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

梅雨と旬魚

2017.06.09

梅雨入りしましたね、梅が実る頃だから梅雨とか、倍くらい雨が降るから梅雨とか、毎日雨が降るから漢字の毎と梅をかけて梅雨とか諸説あるそうですが、なんかジメジメしたイメージで皆様お好きな方は少ないようですね。
でも四季プラス梅雨があるので、田んぼに沢山水が必要とされるこの時期に雨が大量に降るから日本は世界有数、いや世界一の美味しい米の国になったのでしょう。
世界中どこを探してもその時代の領主の権力を米の獲れ高で表した国はありません。
(何万石とかね)
魚にも梅雨に関わる言葉が沢山あります、有名なのはそのまま梅雨イサギ、一年の中でイサギは梅雨の時期が最も美味しいと言われます。
他にはスズキやハモは梅雨の水を飲んで美味くなると言いますね、梅雨が明けたら瀬とりでもハモのスタートです。
ハッキリ言いましょう、ホンマはハモの仕込みは大嫌いです(笑)がしかし昨年も好評で、今年もハモの事はよく聞かれます、やらなアカン やらなアカンでぇ!
実は瀬戸内でも既に痩せた細~いハモは出始めましたが、やはり梅雨の水を飲ませて肥えてきてから使いましょうね。
梅雨明けまでお待ちを。
さて本日は瀬戸内が大時化で西海の色んな(笑)ところから。
前述の梅雨イサギはブランド魚の五島は値賀咲、マコガレイとアコウ(キジハタ)は瀬戸内物、玄界灘のケンサキイカ、香川のサザエ、京都は舞鶴のヒラアジは大きいので造りで。
境港の大羽イワシはタタキとなめろう。
珍しいとこで富山湾のヨコワは11キロの4分の1腹側。
焼き物はヨコワの大きなカマ、香川のカマス。
煮付けにはアコウのカマ。
やはり海水温が上がり貝類の仕入れが難しくなってきました。
先日はイカ類が全滅でしたが本日は貝類が全滅。(サザエのみ)
貝好きのお客様には申し訳ございません。
ではこの週末是非瀬とりにお越しくださいね、お待ちしております。

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