瀬とり の日記
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すこしイヤな気分
2017.08.22
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ひょんな事から とある処で 瀬とりの悪口(笑)をボロカスにブチまけている方の話を聞きました。
その悪口親分が言うには、他にも沢山美味しい魚は(産地)あるのに瀬戸内に固執する意味が分からん!近くの人気店が営業形態を変えたので、そこで魚を食べていたお客がしょうがなく流れているだけ!値段も高い!味が分かってない!などなど。
(笑)ねぇ悪口親分、何かに固執するのは店のコンセプトとして非常に大事な事。
例えば北海道に固執している店もあれば江戸前寿司なんかも江戸前物に、焼肉屋さんだって松坂や米沢や佐賀牛やと拘ってますよ。
私の場合、自分が瀬戸内出身やし、瀬戸内物を仕入れるルートを持ち、あまりこの辺りで提供されていない瀬戸内物を使う、これは店の色 コンセプトなんですけどね。
値段の感じ方は人それぞれ、確かにチェーン店や居酒屋さんと比べれば少々お高めでしょう。
でも私は取引先からその日の一番魚を仕入れ、ギリギリのラインでお値段つけているんですけどね。
月締めの私の集計を見せてあげたいよ(笑)、魚だけの原価率なんて殆ど横流しですよ。
この2年 私は瀬とりを全く宣伝もせず、ほぼ口コミだけで続けてきました。
その悪口親分はお仕事柄 多数の人と接するみたいなので瀬とりの悪口を沢山の人に言うんでしょうね(笑)。
私は割とおおらかな性格で細かい事は気にしないので平気な方です、ひとつだけ思ったのは 陰口言わないで面と向かって私に言えばええのに。
お盆休み明けの金曜 土曜日、沢山の瀬とりユーザーの方がご来店くださいました。
ホンマの事を言うと、そのお客様たちのお顔を見ていたら 全くそんな事は忘れていましたがね。
ただ久しぶりに 少しだけイヤな気分になりました。
ひとつだけ言わせてもろてええかな?物の価値と味を分かってないんは、悪口親分 あなたなんやないかな?(笑)ディスってもた。
なーんか愚痴っぽくなりましたが 初めて言わせていただきました。(ゴメンね)
では気分切り替えて旬魚いきまーす。
今年初のハガツオ買えました、ずっと出ていなくて どうしたんやろ?と思っていました。
旬は秋からですが大型のもの以外は周年味が良いし、ゆうても晩夏、そろそろ走りの旬魚です。
この魚は別名スジガツオとかキツネとか呼ばれます、西日本では評価が高く 東日本では評価が低い魚の代表選手ですね。
かなり美味いですよ、高知から。
播磨灘からはアコウ(キジハタ)、香川の天然真鯛。
備讃瀬戸のサヨリはカンヌキ。
観音寺のシャコは小さめ、大阪湾のイワシが出ていましたが まだまだ小羽なので厚岸のオオバにしました。
今日のケンサキイカは普通サイズで玄界灘産。
貝類は瀬戸内のアワビとサザエ。
焼き物にハガツオのカマ(美味いっすよ)、アコウのカマ、淡路のシロギス。
煮付けには真鯛のカブトかアコウのカマ。
火曜 水曜日と営業しましたら木曜日は定休日です、今月はよう休ませていただきました、おおきに おおきに。
私は身体が動かなくなるまで 瀬とり を続ける覚悟です、皆様も私を信じて(笑)応援してくださいね。(悪口親分 勝負や!(笑))
9月3日は周年の宴を催します、まだ招待状をお持ちでいないお客様はお電話でもいいですのでお問い合わせ下さいね。