瀬とり の日記
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瀬とりユーザー必読
2017.11.14
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瀬戸内の魚ではないのですが、瀬とりで赤身と言えば高知のカツオをよく使います。
瀬とりのお客様の中にもカツオ好きの方は大勢いらっしゃいます。
カツオは一般的には初春に九州方面から太平洋を北上する初ガツオ、秋に太平洋を南下する戻りガツオ、こんな事は皆様ご存知だと思います。
本題はここから、ごく稀にマグロの群れの中にカツオが紛れ、日本海を北上する個体がいます。
このおチャラケ うっかりガツオは自分をマグロと勘違いし、マグロと同じ餌を食べ、冷たい海を北上します。
時期的には今頃から厳寒期、そして日本海側で水揚げされます。
島根の浜田港、鳥取の境港、富山の氷見などなど。
その子は冷たい荒波を泳ぎ沢山餌を食べ大きく育ちます。
4Kgオーバーは当たり前、時には6Kgとか。(実際6Kgのカツオなんて扱った事ありません)
瀬とりの魚博士や魚通の方はもう分かったかな?そう、その子は 迷いガツオ と呼ばれます。
張りのある身、全身が霜降りのごとく極上の脂。
なかなか手に入る代物ではございません、本日は4Kgオーバーの迷いガツオを骨つきで半身ゲット!しまたした。
島根の浜田港で水揚げされたもの、皆様がご来店しやすい週末なら良かったのですが、魚の買い付けは一期一会、うまく調節できないもの。
これは瀬とりのカツオ好きには是非食べていただきたい、半身の2Kgしか持っていません、お早めにね もしくはお電話ね。
迷いガツオなんて、うーん、相変わらず 瀬とり やるやんけ!(自画自賛)
他には皆様の常識を覆す備讃瀬戸の沖寒ボラ、多摩川の河口にいるボラを想像しないで!備讃瀬戸の綺麗な海域で育ったボラはホンマに臭みもなく美しい白身ですよ。
他には一番食べて美味しいサイズと言われる2Kgの天然真鯛は香川産。
備讃瀬戸のかんぬきサヨリ、香川の天然カワハギは薄造りで。
観音寺のシャコ、香川のモンゴウイカにニシ貝。
山口のトリ貝に師崎のタイラギ。
焼き物に立派な天然真鯛のカブトにサヨリ。
煮付けには天然真鯛のカブト。
高価なカツオです(笑)、木曜日は定休日なので残ったら どないしたろか?考え中。
瀬とりユーザーのカツオ好きさーん、もしお時間あればカツオだけでも食べに来てー!(笑)