瀬とり の日記
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紛らわし
2018.02.04
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先日の金曜日の早朝、前日からの雪はまだ降り続いています。
道行く人々は滑らないように下を見つめ、しっかりと路面を踏みしめながら歩いています。
産直の魚を取りに行って店へと向かう私、赤信号で右折レーンに車を停めた時の事。
私の前の歩道を横切る男性、ハンチング帽にズングリとした身体、短い足、顔は眼鏡に小汚い髭面、真冬というのにジージャンだけを羽織り。
こんな稀有な出で立ちは間違いない、私の友達の彼。
ナチュラル ボーン イタズラっ子の私は窓を全開にし、このよく通る大きな声で2発
転けろ!転けろー!
ビックリした彼は俯き加減のその顔を上げ私と目が合います。
なんという事でしょう?それは知らないオジサン。
こんなエクストリームな人間違い、人生最大。
信号が青に、私は急発進、バックミラーには呆然と私の車を見つめる男性の姿。
週に3回通るあの道、願わくばあの男性と今後すれ違わないように。
紛らわし、てゆうかワシが悪し。
気を取り直し(なんの?)本日のお子たち。
瀬戸内ではありませんが久しぶりの入荷、五島の歯ガツオ。
りゅうきゅう もお出ししませう。
備讃瀬戸のかんぬきサヨリが二本だけ買えました。
紀淡海峡の大きな瀬付ヒラアジ。
よく肥えた2Kgのチヌは香川産。
香川のマダコとトリ貝、天然真鯛の昆布〆。
野付の天然ホタテ。
備讃瀬戸の本ミル。
焼き物に歯ガツオのカマ、チヌのカマ、備讃瀬戸の脂乗り抜群の寒サワラは塩焼きで。
煮付けに北海道は広尾のキンキ、煮魚の最高峰。
上物のマナガツオを勧められましたが、なんと2.4Kg!
一本軽くC万超え、ウチ クラスのキャパでは捌ききれないので断念。
マナガツオといえば春から夏が一般的に旬と言われますが、瀬戸内のマナガツオは今が一番旨い時期。
腹に子が入る春以降は身の味が落ちます、産卵に向けて荒喰いするこの時期が良いという事ですね。
またふた回りくらい小さいのが出ていましたら買いますね。
ホンマに寒いですが、皆様風邪やインフルエンザとかに気をつけて下さいね。
あと人間違いにも気をつけて下さいね。
では瀬とりでお待ちしておりまする。
