瀬とり | 日記 | 悔

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

2018.04.22

こんな気持ちはいつ振りでしょうか?
こんな悔しい思いは何十年振りでしょうか?
この怪我をした金曜日、瀬とり史上最高のカツオ、それも幻の星ガツオの一番手を買い付け出来た私は 瀬とり きってのカツオ好きのお客様のご予約もあり、ただただこの子を皆様に食べていただき美味しいねと言われ喜んでもらうのを本当にホンマに楽しみにしていました。
そしてあの事故、、、。
翌日の土曜日、痛む足を引きづり前日に一生懸命仕込んだ食材の整理に店に向かいました(本当は安静、足を動かすなとのお医者のお言葉、でも食材を置きっ放しにはできません)。
私はお子たちを見つめ しばし呆然、涙が出るくらいの悔しさ、悔しい。
奥様には感謝、殺人現場並みの店のフロアの掃除や整理した食材や放ったらかしになっていた色々なものの洗い物に私の介護。
与太話ひとつ、私が病院に運ばれた時、店内でのアクシデントなので事件性がないかと警察も臨場していました。
仕事を途中でやめて日本橋からタクシーで駆け付けてくれた彼女に連絡をしたのは警察官。
彼は全く詳細を告げずただ「警察官と鑑識が病院の入り口で待っていますから」とだけ。
奥様、私が死んだと思ったらしい(そりゃそう思うわな)。
彼女がタクシー内で過ごした1時間はどんな刻だったのでしょうか?
沢山の方にご迷惑をおかけしてしまいました。
長い長い板前人生、こんな単純なミス、いつも口酸っぱく他の方達に注意してきたことを自分がやってしまうとは、、、。
ちょっとした気の緩みが魔物を召喚致します。
いつも私が言う言葉、お子たちは一期一会。
この
あのカツオが今後また買えるか?いやあの子以上の物をきっと仕入れる事をお約束します。
まだ歩くのもままなりません、足の先の痺れは相変わらず。
10針以上縫った傷の痛みは声が出るほど。
抜糸の日を早めてもらいました(最終的には傷口をみたお医者の判断になりますが)。
とにかく一日でも早く店を再開します、しばししばしお待ち下さい。
いやらしい話、この支払いの山の月末に店を開けられないのは相当凹みます。
それもこれも自己責任、全ては私の気の緩み。
瀬とり 再開のおりは是非皆様の叱咤激励をお願い致します、この悪夢を少しでも早く私が忘れられるように。

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