瀬とり の日記
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長い物には、、食べよ
2018.06.22
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私は長い魚、特に穴子や鰻が好きで(かなり好き)よく食べます。
鰻と言えば土用の丑を思い浮かべますが、実は土用は年に4回あるんですよ。
そもそも土用とは立春.立夏.立秋.立冬の前18日間を土用と呼び、その中の丑の日が土用の丑。
一周期が12日間なので その年によって一の丑だけの年や、二の丑まである年も。
因みに今年は7月20日と8月1日と二回ありますね。
皆さまよくご存知の平賀源内の件は置いといて、ひとつウンチク。
みなさま〜、鰻の一番旨い時期(旬)は真冬ですよ、あら〜 チャンチャン。
そんな鰻好きの私はしょっちゅう鰻を食べたくなり、仕込み後の賄いにとたまに買って店で食べます。
先日も、、隣の大国産のは絶対食べないので国産を購入。
たった100g足らずの小さな一尾が2千円也。
えっ!これなんや?てことはキロ単価2万円?皆さまよーく考えてください、100グラムあたり2千円の牛肉や魚を。
かなりの高級品でございます、確かに蒲焼きなので内臓や骨を外し開いて焼いてと加工して、歩留まりも100%ですが、、、なんか年々高くなっていますね。
私の幼い頃の夏祭り、夜店で鰻釣りなるものがありました。
2m四方くらいのプールに鰻がわんさか、長さ30cmくらいの竿には返しのない針が付いており、竿の値段は百円.ニ百円.三百円の3種類。
後で分かった事ですが、百円の竿は針の結びが甘く、引っ掛けた鰻が少し暴れるとバラしてしまう仕掛けがあり100%釣れません、ニ百円の竿なら腕次第、三百円の竿は間違いなく釣れます。
てことは、あの大きな鰻が三百円で買えたということですね。
そんなことも知らない幼い私は なけなし の百円でバラし続けるのでありました。
とゆうか、ウチの前の海で 物干し竿の先に針と餌を付け、夜に海の岸壁の裂け目や穴に突っ込めば鰻釣れましたわ。
そんな庶民の味方 鰻、もはや超のつく高級魚。
ナマズでの代用品も売られる訳ですな。
さてさて与太話が長過ぎると又クレームが出そうなので、本日のお子たちのご紹介。
天然のイシダイは小豆島産、小値賀の梅雨イサギ、三本松のマナガツオ。
淡路のハモは落としか炙りで。
境港の生の本マグロは腹中を買いました。
浜田港の釣りアジはタタキかリュウキュウで。
三本松の飛魚はタタキかなめろうで。
玄界灘のケンサキイカ。
香川の天然黒アワビ、師崎のトリ貝。
厚岸のバフンウニはちと高価(泣)やけど買いました。
焼き物にスズキとコショウダイ。
煮付けにオキソ。
サッカーワールドカップが始まって店は超ヒマです、影響 半端ないって!
お天気悪いですが この週末は瀬とりでお待ちしております。
