瀬とり の日記
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黄色い子
2018.07.10
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未曾有の豪雨災害の影響で西日本からの陸送は未だストップしている状態です。
瀬戸内直送旬魚が売りの瀬とりは魚を揃えるのに苦労しております。
流通が回復するまで休む手もありましたが、あんまり休んでたら皆様から見放されそうなんで親父は孤軍奮闘 頑張りまっす。
さて瀬とりではチヌは寒い時期よく使います、チヌは釣りなどのターゲットとしては春から秋頃ですが、食べて旨いのは私個人的には真冬だと思っています。
本日珍しい子が買えました、チヌをよりシルバーメタリックにして鰭を可愛く黄色に色付けしたオシャレな子、キビレ(キチヌ)。
この子の旬は春から夏、まさに今ですね、かなり状態いいです。
1Kg弱の大きなゴマサバ、マサバは夏は猫またぎ、代わってこの子の登場です、軽く〆て。
よく肥えたオオバはタタキか なめろう で。
型の良いイサギは勿論お造りで。
少し小ぶりなケンサキイカ、値の高騰にビックリ。
小鉢シリーズ発動、モズク酢、生シラス。
久しぶりにホッキ貝が買えました、産卵期やから重くても身が薄い場合がありますね、こればっかりは開けてから。
焼き物にはマナガツオ西京焼き、キビレのカブト。
煮付けにキビレのカブト、メイタガレイ。
なんか気付きました?そう、今日のご紹介では産地を記載しておりません、何故か?それは来店なさってからのお楽しみ、ん?お楽しみ?なんやそれ?
西日本からの荷は全て航空便でこちらに入ってきております、なんとかお願いして私なりに満足のいけるお子たちを揃える事ができたと思います。
木曜日は定休日ですが、明けの金曜日には従来の仕入れが出来る事を願って。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます、早く平穏な日々が訪れますように(祈)。
あと、ここ数日の仕入れでお世話になっている市場のオッさん?いやいや兄貴衆色々ありがとうございます。
それでは瀬とりでお待ちしております。
