瀬とり | 日記 | 彼女は誕生日が嫌い?

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瀬とり の日記

彼女は誕生日が嫌い?

2018.12.07

播州播磨。
私の故郷、明石から西へ姫路を更に西へと行くと赤穂という地があります。
赤穂と言えば 塩 牡蠣 そして赤穂浪士。
私の亡くなった母親の誕生日は赤穂浪士討ち入りの日 12月14日でありまして、幼い頃から私は母親から討ち入りの話を聞かされていました。
私の母親にとってその日は忌日なのか、はたまた子供の頃とかイジられたのか?彼女は自分の誕生日が嫌いでした。
美談として語り継がれる赤穂浪士討ち入り、この季節はテレビでも幾度となくドラマ化されています。
田舎侍とバカにされ扇子で額を打たれた藩主 浅野内匠頭が吉良上野介にキレて殿中で刀を抜き切腹と御家おとり潰し、藩主の仇打ちとばかりに大石内蔵助率いる浪士47人は遠く離れた江戸の吉良邸に討ち入りし見事敵討ち!
美談ですがね、、最近の説ではちと違う。(笑)
実は吉良上野介はすごく良い人らしく、江戸の地元では評判が良かったとか。
浅野内匠頭は普段からものすごいヒステリー持ちで、今で言うパニック障害にも似ていて、極度の被害妄想持ちとも。
要はヤバい奴だったみたいです、そうでなければ江戸城内でいくらバカにされたとはいえ刀は絶対に抜かないですよね。
仇打ちに出向いた浪士たち、実は実行に移した人数の倍以上家来はいたらしいのですが、大半の家来たちは「えー、あの殿さんならやりかねんで、いつかこうなると思ってたわ、自業自得やろ、普段からヤバかったもんなぁ」(こんな会話がされたのは知りまへんが)てな感じで賛同せず、討ち入りにも参加していません。
さて?真実はわからない(歴史はそういうものです(笑))ようですが、何となくこういう事を想像するのが好きな私でございます。
では本日のお子のご説明。
キモパンのカワハギは400gアップ、魚いいです。
小豆島のイシガキダイは1.2Kgの肥えた子。
備讃瀬戸のサヨリ、鳴門のアオリイカ。
佐渡の天然寒ブリ、五島の星ガツオ。
厚岸の化け物マツブ、根室の天然ホタテ貝柱。
小さいながら味の良い観音寺のシャコ。
珍しく境港のマツバガニ、生簀で泳いで?横歩きしていた子を店で蒸しあげます。
モノホンですよ、ロシアやカナダの冷凍モンとは訳が違います、値も違います(笑)。
カニは余ってもいいです、私 大の甲殻類好きですから!
焼き物は星ガツオのハラスと天然ブリの塩焼き。
煮付けはウチの常連さんが相模湾で釣り上げた天然真鯛をゴボウと一緒に贅沢なアラ炊きに(アラといっても骨つきの身がぎょうさん)。
かなりの高額買い付けになってしまいましたが がんばる!
忘年会等お忙しい時期だと思いますが、どうかひとつ瀬とりも忘れずにお越しくださいませ。

彼女は誕生日が嫌い?

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