瀬とり | 日記 | 大晦日から新年へ

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

大晦日から新年へ

2018.12.09

むかーし むかーし、45年以上前の大晦日。
小学生の私にとって大晦日のテレビ放送は レコード大賞 紅白歌合戦 ゆく年くる年。
この時代は定番中の定番、大晦日に限っては除夜の鐘を聴いてから寝る、小学生の私も夜更かしで大人の気分。
あの頃の紅白歌合戦の視聴率はハンパやなかったのですが(他に大した番組もなかったのかな?)、現在は裏も各局色んな面白い番組を放送していますね。
暮れになると市場には鮭と真っ赤な酢ダコが所狭しと並びにます。
西海に鮭なし 東海に真名鰹なしと言われるように、関東の年取り魚は鮭ですね。
元来 鮭は大晦日から年明けにかけて食べる年取り魚と新年に食べる正月魚が関東の定番ですが、関西ではブリでございます。
これは昔流通が良くなく冷蔵機器もない頃は関東は塩鮭で関西は塩鰤の名残りです。
そしてあの真っ赤な酢ダコ、関西方面では見たこともありません。
私も初めてこちらに来てあの色を見たときは驚愕でした。
元々はあんな色ではなく、タコが茹でられたり酢に漬けたりして赤く発色する自然のものでしたが、現在は赤色何号とかいう合成着色料を使ってより赤くしているようです。
なぜそんなに赤くするのか?縁起もののようで、赤飯や還暦のお祝いや目出度い代名詞も紅白ですな。(赤という文字は良くない意味が多いので紅という文字を当てますが、なぜ赤飯は赤なんやろ?(笑))
紅白カマボコ、お嫁さんの白無垢、時には赤は赤ちゃんで命の芽生えから 亡くなった時の白装束へと人の一生を表します。
皆さまはどうでしょうか?年取り魚は食べていますか?私は正月に鰤を食べないと今も正月が来た気がしません。
さてさて本日はどんなお子たちがいますか?
瀬戸内もんは香川の天然真鯛、マダコ、鳴門のアオリイカ、鳴門のイシガキダイ。
五島の星ガツオは土佐造り(五島なのに土佐?(笑))。
根室のホッキ貝に厚岸のマツブ。
北海道産タラの白子はポン酢か天ぷらで。
対馬のゴマクエはお造りと小鍋立て、前回のマクエと比べたら可哀想ですがなかなかです。
焼き物は佐渡ブリの照り焼き、煮付けは天然真鯛と牛蒡のアラ炊き。
こんな感じでいきまーす。
ではお待ちしておりまする。

大晦日から新年へ

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