瀬とり | 日記 | それはアカンやろ!

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

それはアカンやろ!

2018.12.19

えー、歳を取ると何かと身体を気づかいお金がかかる事も。
例えば私は食事の際に脂肪を吸収しづらくなるサプリメント(これ結構高い)や焼酎を割るお茶もトクホの血糖値や中性脂肪値を下げる(これも高い(泣))ものにしたりとか。
料理人である私は普段の食事もなるべく旨いものや良いもの、ジャンクなものは食べないようにしているので何かと要り用。
先日こんなことが、、、中国料理が好きな私は初見の店でもフラっと入る事がよくあります。
その店はいわゆる街中華(ラーメン中華)、私の中では中国料理はその道の職人が卓越した技法で高級な食材を使う、中華料理は街によくある店で、定食類やラーメンや炒飯がメイン、カツ丼なんかもあったりする店と分けております。
その街中華屋さん、年配のご主人と奥様とおぼしき方の2人でまかなっており、カウンターにテーブル席という具合。
カウンターに座った私は炒飯をオーダー、中華料理人の腕を最初に見るのは炒飯と私は決めております。
なぜかと言うと、中華料理は炒め物が命、火の使い方やタイミング。
炒飯はシンプルな料理なのでその料理人の腕がよく分かります。
カウンター越しに仕事を眺めていました。
まず卵は1つ分、皿に盛ったご飯の上に細かく切った焼豚やネギやナルトなどをのせ準備完了。
ごく普通に中華鍋に卵を入れ皿の具付きご飯を投入します、その時後から入ってきた1人の男性の注文も炒飯。
その瞬間私は目を疑います、なんとその親父(もうその料理人を親父と呼びます)作りかけている私のオーダーの炒飯の上に一人前の白いご飯を足して2人前にしたのです。
お分りですね、面倒臭いのか?彼は1人前の具材で2人前の炒飯に仕上げたのでした。
私に出された炒飯は卵も焼豚も全て半分でございます、もちろん隣の男性も(笑)
ぶん投げたくなりましたが、そこは大人(笑)半分残して退散。
心の中で「おまえみたいな仕事をなめくさっとる料理人はウチ帰って芋食うて屁こいて寝ろ!」と叫んでいました。
当たり前ですがそんな炒飯旨いはずがおまへん、めっちゃブルー。
丁寧な仕事、丁寧に料理を作る事は面倒臭い事もあるやもしれません、私の十代の頃の師匠はこう教えてくれました「面倒臭いと言うな、思うな、そう言いたい時や思いたい時は 旨い料理を作るため手間がかかると言いなさい、思いなさい」。
この初心はずっと私の中に居座り続けています。
さてさて12月も早や後半、23日は終日貸切、24.25日はお飲み物全品半額イベント!
これは超お得、チラホラご予約も入ってきていますので必ずお電話でご確認を(とゆうてもまだまだ余裕)。
年末は30日まで営業いたしますよ。
では本日のお子は、高知の今が一番旨い歯ガツオ、紀淡海峡のモンゴウイカ。
香川のチヌに天然真鯛、小豆島のイシダイ。
唐津のコハダ、香川のマダコ。
備讃瀬戸のタイラギ、根室のバフンウニ。
焼き物は特筆!有明海の大きな大きなアカカマス。
煮付けは天然真鯛のカブト。
昨日脳神経外科にかかってきました、来年MRIを撮とりに脳神経病院にいきます。
詳しく分かるのはそれからですね。
手を閉じたり開いたりのテストや(先生が速い!と言うてた(笑))、握力は50代の平均を軽く10Kgはオーバーしていましたよ、まだまだ筋肉あります(笑)。
それではこの週末お待ちしております。

それはアカンやろ!

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