瀬とり の日記
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唸り声が聞こえる?
2019.02.08
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少し前の事、珍しく?(笑)瀬とりが混んだ日。
大量のオーダーをこなしていく私に唸り声が聞こえる?
和食の技法の中に炒めるというものは基本ありません(今は何でもアリですが)、瀬とりで唯一フライパンを使う料理は高菜焼き飯のみ。
炒め物をしない和食店なので油煙も上がらず店は汚れにくいです。
何の唸り声?(笑)それは最後の〆の食事に高菜焼き飯を食べている初見のお客様から。
そのお客様「これは、これは、旨い」と言いながら召し上がっています、そして「うー、うー」。
その前にお造りや天ぷら、煮魚も召し上がっているのに その記憶を打ち消すようかの焼き飯絶賛(笑)。
あんまり仰るので最初はおちょくられてるんかな?と一瞬思ったくらいです。
旨いと言われるのは確かに嬉しいことですが、やはり瀬とりの売りは瀬戸内直送の旬魚、少し複雑な心境。
よほど気に入られたのか帰り際も私に焼き飯のコメント。
セトラーの皆様は何度も召し上がってると思いますが、そこまで旨いですか?(笑)
ホンマに大して特別な事はしていないんですよ、あの焼き飯。
650円で汁物までつくとなるとお得感はありますがね。
これからも味を落とすことなく飯を焼きませう、いまだにチャーハンと言う方もいますがイジリなのか?
間違っても天下一祭には出品致しませんので(笑)。
さてさて本日より冬のメニューの小鍋立てとカキの天ぷらがメニューから無くなります。
変わって春の食材が届くようになるでしょう。
では本日の旬魚は?
小豆島のマゾイ、香川のチヌ、阿南の赤ヤガラ。
鳴門の釣り太刀魚はなんと1.3Kg!
甲浦の歯ガツオ(これもデカイ)、観音寺のシャコ。
紀淡海峡の丸アジ(コマタアジ)。
備讃瀬戸の本ミル。
香川のハリイカ。
焼き物は釣り太刀魚、歯ガツオのカマ。
煮付けに釧路のキンキ。
明日はホンマに雪なんですかね?
三寒四温、分かってはいますが寒暖差の激しい事。
皆さま体調にはくれぐれもお気をつけ下さいね。
それではお待ちしております。
