瀬とり | 日記 | 8頭でもクジラ

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

8頭でもクジラ

2019.02.19

日本における肉食文化、実は狩で生計を立てる人達は遠い昔から獣肉を食していました。
今から一千年くらい前に仏教が伝来し、その教えを機に獣肉を食べるのが禁止されたようです。
牛肉の歴史は非常に浅く、明治天皇が明治5年に食べたのが始まりとされ、庶民に広まったのは牛鍋からみたいですね。
鯨の食文化は古く、沖合に船を出す技術のなかった縄文時代は浅瀬や湾に迷い込んだ鯨や波打ち際に上げられた鯨を食していたみたいで、15世紀くらいの書物にはトリカブトの毒を塗った矢などで捕鯨をしていた記録もあるようです。
さて今年7月から商業捕鯨が解禁されます、昔は給食などでも提供されていた安価なタンパク源の代表 鯨、今や超高級食材となっていますが商業捕鯨の解禁により昔のように庶民の食材となるのか?
生態系や食物連鎖は非常に大切なことで、私個人の考えでは鯨みたいな海の王者は やはり人間がある程度食べるのも大事なことのような気がします。
頭がいいから食べてはダメとか可哀想ではなく、私たち人間が生きるために命を投げ出してくれる動物や魚や野菜までに至ってもそれに感謝して粗末にせず有り難く戴くのが良いのではないでしょうか?
「鯨やなく豚のベーコンが食べたい!」と言っていた頃が懐かしいです。
私個人的には酒のアテにオバケ(尾羽毛)が好きですね。
あんなもん(笑)昔は二足三文でっせ。
さて毎月くるプチゴールデンウィーク中の瀬とりの親父、火曜 水曜と店を開けたら木曜日はまた定休日でございます、本日のお子は?
まずは極上の白身は播磨灘のタケノコメバルは1Kgもん、2Kgオーバーの香川の大きなチヌ。
南紀の船上〆 極上のカツオ、しょらさんガツオ。
香川のハリイカ。
春でんな、貝類が続々と 観音寺のトリ貝に香川の大きなサザエ、備讃瀬戸のタイラギ。
歯舞のバフンウニ。
煮付けは釧路のキンキ、焼き物にチヌのカマ、ハリイカの下足、サザエのつぼ焼き。
木曜日は定休日となります、瀬とりでお待ちしております。

8頭でもクジラ

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