瀬とり | 日記 | ところ変われば

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

ところ変われば

2019.02.26

魚の呼び名は日本各地で全く違う言い方になるものが多いです。
方言と言ってしまえばそれまでですが中々面白い。
魚を扱うプロでも混同するのは同音異義になるもの。
例えば九州ではクエをアラと呼びますが、関東でチラホラ見かける正式名称がアラという魚がいて全く別種です。
スーパーなどで粕漬けで売られているアコウダイは正式にはアラスカメヌケですが、瀬戸内ではアコウと言えば泣く子も黙る超高級魚のキジハタ、あんなん粕漬けにしたら呪われます。
播磨灘でエビスダイはコブダイですが、関東でエビスダイはヨロイダイで別種。
瀬とりは瀬戸内の魚を主に使うので その地の呼び名でメニュー表記しています。
黒鯛はチヌ、スミイカはハリイカ、アオリイカはミズイカ、タイラガイはタイラギ、アイナメはアブラメなど挙げたらキリがありません。
分かりやすくこっちの呼び名で書け!と言われそうですが、それには少し理由も。
ご存知?(笑)の通り強面の私には初見のお客様は話しかけづらいらしく、「この魚はなんですか?」とワザと地方名で表記した魚の事を質問されるのがキッカケにもなるかな?とコワモテの涙ぐましい努力でございます。
そんなこんなで本日もあちゃらの呼び名でご紹介。
播磨灘からはなんと1.6Kgの高級魚アコウ、淡路福良の釣りサワラ。
香川の天然真鯛は昆布〆。
南淡路のノレソレ、高知の歯ガツオ。
香川のハリイカ、紀淡海峡のコマタアジはなめろうで。
観音寺のシャコ、香川のニシ貝とサザエ。
焼き物はサワラのカマ、歯ガツオのカマ、宇和島のシマアジ。
煮付けは播磨灘のアブラメとアコウのカマ。
木曜日は定休日です、瀬とりに来てね。

ところ変われば

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