瀬とり の日記
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水商売なんてこんなもんよ
2019.03.29
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まぁなかなか上手くいかないもの、閑古鳥の日にご来店の機会の多いお客様は「この店大丈夫か?よう潰れへんな」と思うやろし、はたまた混んでて何度もお断りしたお客様は「よう混んどるな、儲かっとるやろ?」と思われてるでしょう。
実際は儲かってまへん!(笑)
先日の定休日前の水曜日、私の一日の目標人数の3倍のお客様のご来店。
なんとか3分の2はこなしましたが、3分の1のお客様は入れませんでした(泣)。
せっかく来ていただいたりお電話いただいたのに本当に申し訳ございませんでした。
その前日の火曜日はお暇やったのにね、水商売とはこんなもの、ただただお断りしたお客様に申し訳ないばかりでございます。
懲りずに是非またご利用くださいね。
この週末はお花見でしょうね、何度かこのブログ上でも触れましたが、駅遠の瀬とりはお花見や忘年会や歓送迎会など呑む機会が多くなる時期は暇になります。
理由は簡単、リピーターやヘビーユーザーの多いウチはその時期他で呑む機会が多くなるのでウチに見える回数が減るからなのです。
逆に駅近の大型店などは人が動いたり呑む機会の多い時期は忙しくなるようです。
旭通りの端っこ、お花見帰りのお客様は流れてきません。
そもそも二次会や二軒目で使う店でもないし、宴会も取れない席のレイアウトですから。
がしかし、私はこのスタイルまんざら嫌いではございません。
「どや!魚旨いやろ?」ってな感じでボチボチやっていきますわ。
ほな旬のお子いこか!
瀬戸内ではカレイと言えばアマテ(マコ)かメイタ、アマテは大きくなるのでお造りで使いますが、メイタは小型が多いので一般的には煮付けか焼きか空揚げ。
本日400gのなかなか入らない型のメイタが買えました香川産。
もちろんお造りで、旨いっすよー ハッキリ言うてヒラメより上。
播磨灘の高級魚アコウ、香川のブランドフグの讃岐でんぶくは薄造りで。
椿泊のタチウオ、観音寺のシャコ。
香川の大きなサザエは旬真っ盛り。
焼き物にタチウオ、サザエ。
根室海峡のバフンウニ。
煮付けは釧路のキンキ、本日は安く買えましたのでビックリ価格でご提供。
日本酒も沢山入れ替わります、而今に切迫する三重の銘酒 田光 の純米吟醸買えました、是非お試しください。
先日奥様に「お酒の原価率はボチボチやけど、魚は儲からんわ」と言ったら 奥様が「あんた儲からん事好きやなぁ?ようそんなんで朝から晩まで一生懸命働けるわ?」と、私の応えは「男のロマンや!」そしたら奥様の鼻どころか鼻クソにまで笑われました。(笑)
それではこの週末瀬とりでお待ちしております、花見もええけど瀬とりも忘れんといてな。
