瀬とり の日記
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今では笑って、、?
2019.06.23
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梅雨でもあり?最近は特に(笑)ヒマな瀬とりですが、面白い事に毎日のように初見のお客様がチラホラ。
その初見のお客様Say「ずっと気になっていたんですが、やっと来れました」{4年かかりますか?}と心の中でつぶやく。
色んな方がいます、瀬とりはリピーターや常連さんが多いので、皆さまありがたいことに一人で回している私を気遣い助けてくれますが、初見のお客様は当然のごとく何も内情を知りません(まぁ、それが当たり前です)。
あまりお酒が得意でない初見のお客様が、座っていきなり飲み物も頼まず[お食事]のメニューの注文をされた時など オッタマゲタ私はどんな顔をしているのでしょうか?(笑)気を悪くしないでくださいませ、ビックラこいただけでござる。
このブログ上にでもよく話す昔は釣り好きだった私、それはまだスマホはおろか携帯さえ普及していない頃のこと。
海岸から沖にある一文字堤防、陸とは地続きではないので船を使って渡るしかないのですが、釣り人がほとんどいないので魚がスレてなく魚影も濃い最高の釣り場です。
ある日私は友人とその沖堤に渡って釣りをする計画をたて、その堤防の近くに別荘を持ち更に小さなモーターボートを所有する知人に沖堤まで船で渡してもらう事になりました。
ウキウキで沖堤に渡してもらい6時間後にまた迎えにきてもらうという約束。
その時代はスマホもなく、天気予報もよう外れます。
釣りを始めて2時間ほど経つと空がみるみるうちに真っ黒に。
と思いきや土砂降りの雨、季節は晩夏だというのに雨に打たれた身体はどんどん低体温に。
唇は紫、オニギリはビショビショ、身体は寒さでガタガタ震えます。
迎えの船が来るまでまだ4時間以上、別荘で待機してくれている知人もこの天気の急変に気づいて巻きで迎えに来てくれると信じていました。
が、後で分かった事ですがその知人なんと目覚ましをセットして爆睡中とな。
非常に辛い、寒い、もしかして巻きで迎えにきてくれない?
歯がガチガチなります、その時です「お兄ちゃんら何やっとん?」なんと近くの漁師が悪天候で漁をやめて引き返す際に近くを通り、震えている私達に声をかけてくれました。
あーぁ天の助け、その漁師の船に拾ってもらい岸まで乗せてもらいました。
今だから笑い話で「あんな事もあったなぁ」みたいな感じですが、低体温症の恐ろしさを体験した珍釣り紀行でしたね。
ではでは本日のお子は?
香川からはアマテガレイ、マダコ。
播磨灘のタケノコメバル。
淡路は福良のハモ。
舞鶴の化け物ヒラアジ。
備讃瀬戸のタイラギ。
厚岸のマツブ。
唐津のコハダ。
煮付けに淡路のガシラ(カサゴ)。
焼き物にはマナガツオの幽庵焼。
他にもボチボチあります。
お足元悪いですがヒマこいてます、どうぞ瀬とりへー。
