瀬とり の日記
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すでに幻
2019.07.19
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瀬とりでも今ご提供している日本酒「金雀」、山口の銘酒ですが、この蔵の杜氏とベンチャー企業が共同開発した超高級日本酒が話題になっています、その名は「夢雀」。
収穫量の少ない酒米「イセヒカリ」をなんと18%まで磨き、そのお値段は4合瓶で驚きの88000円也。(当初は188000円で売りたかったとか)
単純に1合につき原価で22000円やから、倍掛けで店で提供しても1合トックリが44000円ですか!?
いやはやすごい日本酒ですね。
この日本酒のすごいところはそれだけではなく、杜氏の特別な技術で長期熟成させても劣化しないところ、てことは何年産のイセヒカリは出来がよく熟成させてワインみたいにヴィンテージの日本酒が誕生するということか?年々値段が上がっていくんですね。
高級ブランドと言えば魚でも各地にあります、みなさんご存知の有名どころでは「大間のマグロ」「関アジ 関サバ」「城下ガレイ」「明石鯛 明石蛸」「氷見ブリ」など数えたらキリがありませんが、この時期となればやはりアジ。
瀬とりでも過去に「関アジ」「奥地アジ」などの超ブランド アジをお出ししましたが、ここ2年ほど全く入荷できません。
特に「奥地アジ」のその味たるや、もうビックリでしたね。
瀬とりのお客様のリクエストやアンコールも多く香川の卸の兄ちゃんに幾度となく聞いてはいるのですが?
昨日も「奥地アジ入らんの?」と聞きましたところ、まず数が極端に揚がっていないのでほとんど流通していない、数が少ないので値段がアホみたいに高騰している、漁師の一本釣りなので そんな獲れるか獲れないかわからんバクチをしない、値段が高いので他県の卸は安く鮮度もいい地場のアジを使う、などなど既に幻となってしまいました。
ホンマにウチのお客様にご提供したかったのですがもう無理のようです。
開店1年と半年くらいの間まで結構頻繁に買えて、それをお試しできたお客様はラッキーでした。
今や私の持つあの奥地アジのタグは希少タグとなってしまいましたね。
ホンマに残念です、ゴメンなさいね。
一生懸命頑張ってなかなか手に入らないホンマに旨い珍魚や希少魚を買い付けますので、必ずこのブログだけはチェックしてくださいね。
それでは本日のお子らは?
八幡浜から型のいいホウボウは泳がしの神経〆。
香川のコショウ鯛は夏小僧、観音寺のシャコ。
香川の地サバは鮮度がいいので軽〆で。
備讃瀬戸の飛び魚はタタキかなめろう。
淡路のハモ、香川のアオリイカは大きいヤーツ。
備讃瀬戸のタイラギ。
焼き物に香川の化け物カマス、煮付けには五島のノドグロ。
次の日曜と月曜は第3で連休となります、この週末瀬とりでお待ちしております。
[全くどうでもええかもしれませんが、全大関休場、、なんやねん(笑)]
