瀬とり | 日記 | 年に一度の大騒ぎ

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

年に一度の大騒ぎ

2019.07.28

昨日は土用の丑、鰻は食べましたか?
昨日みたいに土曜日と土用が重なる時はまだ勘違いされている??方もいらっしゃるようで(笑)もう一度軽くおさらい。
土用は年に4回ありますね、立春 立夏 立秋 立冬の前 18日間を土用と言います。
一般的に土用入りと言えば立秋の18日前から、その18日間の中の丑の日を土用丑。
干支は12種あるので土用入りして最初の6日間に丑の日がある場合その年は一の丑とニの丑と二度土用丑の日があります、ちなみに今年は一の丑だけです。
私は週に3度香川の卸の兄ちゃんに朝10時頃に電話をかけ買い付けをするわけですが、昨日は1時間もマイて彼の方から電話があり「おやっさん!今いけますか?」と。
昨日、彼の店は年に一度の大騒ぎ!何百本という鰻を彼が開き、実姉や従業員が店頭に用意した仮設焼き場で蒲焼きを焼いて売りまくるのです。
それはもう想像を絶する忙しさみたいで、いつもの私の買い付けの時間は電話の応対すら出来なくなるのでマキで彼から連絡があったという事。
もちろん彼の店は国産鰻、今回は愛知産の特大サイズらしい。(私も自分の賄い用に一尾しのばせていただきました)
瀬とりでも土用丑のということで一昨日と昨日の炊き出しに うざく を少々ご提供。
ちなみに私が府中の市場で買った鰻は宮崎産でした。
国産鰻は値が毎年高騰、府中の市場で見たところ台湾産の3倍は値がつき、サイズもふた回りほど小さめ。
でも私 大陸産は食べません(泣)、あのプロテインに◯くだしを混ぜたような配合飼料
、実は鰻の種類自体もニホンウナギとは全くの別物。
確かにアホみたいに安いですがね。
瀬とりでは野菜はもちろん全ての食材に大陸産は使っていません、これは単に私の自己満足と拘り、別にディスるつもりは毛頭ございません。
近年は海産物も大量に大陸から入ってきています、特に多いのが貝類。
赤貝やタイラギにウニやハモなんかも市場には沢山並んでいますね。
瀬とりのコンセプトは天然国産に拘る、歯舞で獲れたウニを「ロシア産やん!」と突っ込むのはおよしになって。
では本日は?
淡路のハモ、香川の天然真鯛はお造りと宇和島式鯛飯。
夏の代表魚ハネも香川産。
小値賀のイサギ、浜田のケンサキイカ。
南紀のオオバ、観音寺のシャコは子持ち。
備讃瀬戸のホンミルはどうも自ら網に飛び込んだ模様???
煮付けは真鯛のカブト、焼き物はハネのカマに三本松のマナガツオ幽庵焼き。
ホンマに一気に暑ぅなりましたが是非瀬とりにご来店くださいませませ、お待ちしております。

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