瀬とり の日記
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盛夏
2019.07.30
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瀬とりに棲みつく翼竜「閑古プテラノドン」、ここ数日 井の頭公園の池に避暑に出掛けた模様、もう一生帰ってこんでええで。
先日の土曜 日曜は彼らが避暑に出向いたおかげ?でお忙しく、せっかくお電話いただいたのにお断りしたお客様 誠に申し訳ございませんでした。
まぁほとんど暇な店なんで、またよろしくお願いします(笑)(笑てる場合やない!と言うてもそこはツンデレ瀬とり、昨日は彼ら帰還で全くダメダメ)
旬魚をお出ししている瀬とりならではのよくあるお客様の質問。
「◯◯の旬はいつですか?」
これなかなか難しく、ウンチクを含みながらご説明することもしばし。
ほとんどの魚は産卵期に沿岸や浅瀬に寄ってくるので漁獲高が上がり目にする機会も増えるので旬と言われがち。
でも魚に寄って色々でねぇ、例えばタチウオ。
彼の一般的な旬は夏、確かにフィッシュイーターの彼は餌となる小魚が沸く夏に脂がのりますが、産卵期は非常に長く個体によって差もでます。
私の感覚では周年味は良い魚だと思います。
特に秋頃に数は出ませんがやたら魚体が立派な子はかなり旨い気がしますね。
アオリイカなんかも漁獲高が上がる夏のイメージですが、この子も晩秋あたりにたまーに獲れる大きいヤーツはかなり旨い。
真鯛なんて桜鯛なんて言われますが、この子に関しては断言しましょう紅葉鯛の方が数段上です。
産卵のために体力をつける、産卵後に落ちた体力を回復させる、餌がたくさん沸く頃、越冬のために身体に脂を蓄える、などなど魚が美味しくなる原因は様々。
夏魚と言われているマゴチやオコゼなんて周年旨いですよ、これはフグやカワハギが冬限定なのでその代替えとして夏にマゴチやオコゼという習慣がそうさせたものかも?
確実に夏が旬の子は、スズキ マアジ イワシ アブラメ ハタ類 アマテガレイ イサギ ウニ アワビ (他にもまだまだありますが)などは間違いないでしょう。(これらは一般的に言われている旬と同じですね)
てなわけで話題?にもなった子たちが本日はいらっしゃいまする。
まずは香川のマゴチ、お造りか薄造りで。
椿泊のタチウオ、香川の天然真鯛。
淡路のハモ、香川のアオリイカ。
久しぶりにカツオが買えました、南伊勢で揚がった4キロの大物、さすがに休み前なので骨つきを半身。
観音寺のシャコ、香川のマルアジ(この子は晩夏からの子ですが光物がこの子以外出てなかったので)。
厚岸のマツブはいつもながらええ買値でんな。
煮付けは真鯛のカブト、オオバイワシの生姜煮。
焼き物に三本松のマナガツオ西京焼き、タチウオ塩焼き、マゴチのカマ。
さてあと1ヶ月で瀬とりも丸4年、4周年お飲み物半額クーポンの配布は8月20日から9月1日まで。
クーポン使用期間は9月2日から8日まで。
クーポン使用期間中ご来店のお客様先着50名様にオリジナル記念品もプレゼント。
木曜日は定休日です、お暑いですが瀬とりもよろしゅう。
