瀬とり の日記
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磯野カツオ君
2019.10.08
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今月22日は即位礼正殿の儀で祝日のようで、この日は全国的にお休み?河岸(市場)も休市です。
皆様ご存知の通り瀬とりは香川から直で前日買い付けなので21日の月曜は通常通り魚は買えます。
しかし!悩ましい事がひとつ!前日に買い付けた魚は陸送で翌日の朝イチには私の手元に届くのですが、何やら即位の礼パレード関係で東京が交通規制が入るみたいです。
運送会社に問い合わせても現時点では何もお答えできないとの事で、もう少し日が近くならないとハッキリした事は言えないらしいです。
魚が着かないと瀬とりは商売あがったりです、間の悪い事に20日 21日は第3で瀬とりは定休日、仮に22日に魚が手に入らないで臨時休業なんかしたら23日の水曜日だけのために魚仕入れて又木曜日定休日なんてありえへんし、、えっ!ほな5連休なってまうやん!
秋休みやん、瀬戸内研修やん!
現時点では全く休むつもりはござらんが、もし何か素敵なハプニングがあればこのブログ上で告知致しますのでチェックしてくださいませ。
さて春の初ガツオに今からの戻りガツオ、まだ高知までは降りきっていないようですが、チラホラ揚がりだしたようです。
実はカツオと一言で言いましても色々ありまして、カツオの種類のお話ではなく本ガツオに絞って少し能書きを。
一般的なカツオ君は春頃の初ガツオの季節から黒潮に乗って北上していき秋頃に太平洋を南下してきます。
それとは別にマグロの群れに混じって日本海を北上するカツオ君もいて、その子は迷いガツオと呼ばれます。(瀬とりでも何度か買えましたね)
またそんな大移動をせず対馬海流あたりを回遊する長崎沖あたりから離れないカツオ君もいます、この子は秋頃でもギトギトには脂が入りません。
あまり瀬とりでは使ったことはないのですが、本日その長崎で揚がった4キロオーバーの大きなカツオ君を試しに半身だけ骨つきで買ってみました。
さぁ?どうかな?瀬とりのカツオ好きはご賞味下さい。
他には、播磨灘の大きなオコゼは薄造り、一般的には夏の旬魚ですが本当は周年旨い子です。
引田で揚がった天然カンパチ、香川の天然紅葉鯛。
香川のアオリイカ、三本松の小又アジ。
香川のイシガレイ、香川のニシ貝。
焼き物に佐賀の鮮度抜群のサバを塩焼きに。
煮付けに紅葉鯛のカブト。
最近オヒマでんな、ある意味私の瀬とりのユニフォームはオールブラックス、ハカは踊らんが?(笑)
木曜日は定休日です、お時間あればお越しやす。
