瀬とり | 日記 | 宴会おじさん

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

宴会おじさん

2019.11.15

もう30年ほど前の話ですが、当時飲食店が恐れた「宴会おじさん」。
要は宴会の予約を入れて当日来ないという無断キャンセル。
数日前に同じような事件がありました、その現代版宴会おじさんは1万3千円のコースを17人で予約して当日行かない、同じような被害はその店の系列店にもコース予約を入れていて合計60人分の損害。
もちろん店側は予約が入ったら仕入れに仕込みに人員のシフト、もし席が埋まってしまったら他のお客様をお断りしたりと大大大損害です。
マヌケな事に予約の電話をいれた自分の携帯からアシがついたみたい。
このオジさんと店側で何かあったのでしょうか?系列店にも被害が及んでいるのに何か怨恨にも似たようなものを感じます。
単なる愉快犯ならホンマに頭悪すぎますね。
私も飲食店を経営するものとして他人事とは思えません。
瀬とりでもご予約を受けた際は連絡先を伺いますが、初見のお客様の場合は信用するしかないですものね。
実は瀬とりでも以前に二件ほど「来なかった」あったんですよ(泣)。
こういった無断キャンセルの被害は年間2000億円と言われています、そういった被害のために飲食店向けの損害保険まであるんですよ。
これから忘年会シーズン、ホンマにやめたってほしいですな、おっと瀬とりは宴会はほぼ取れません。(泣)
現在 飲食店を開業して1年以内に閉店するのは全体の3割、3年以内が7割閉店、なんと10年続けている店は1割しかないという統計が出ています。
瀬とりは今4年と半年、なんとか7割の壁を突破しましたが、ハッキリ言って儲かってまへん!いつまで持つか!(泣)なんとか1割の壁も突破したいでんな。
こんなに厳しいご時世、「宴会おじさん」なんてホンマにええ加減にせえ!やね。
サンマに引き続きイカも豊漁、北海道でスルメイカの水揚げが去年の10倍、ねっ?戻ってくるやろ?良かったねー。
でもこの話オチがあって、通常スルメイカは太平洋を北上して津軽海峡を横断し日本海を南下するんですが、今年のスルメイカは冷たい水を追いかけて北上し過ぎてしまい羅臼で獲れてるみたい(笑)。
羅臼の鮭漁の定置網にスルメイカが大量に入って羅臼の漁師は嬉しい誤算みたいです。
ほな、本日のお子は、、ですが、ヤバイやつが買えました!まずその子から。
鹿児島で揚がった幻のカツオ、私達は「ホシガツオとかヤイト」と呼びますが正式名は「スマ」。(細かく言えばカツオ属ではなくスマ属で固有種です)
カツオ種の中でも特に究極の美味と言われています、もちろんこんな高級魚半身なんて買えませんので休み前やのに男の一本買い!本日の特選素材です!これを食わんと真のセトラーは語れませんで(笑)(営業トークです堪忍してやって下さい)
そんな鹿児島産の4kgのヤイトガツオを利益還元祭(ジャパネット?)採算度外視の横流しといきます、是非ご賞味ください。
年に何本買えるか?の魚です。
他には引田の天然カンパチ、香川の天然紅葉鯛。
香川のアオリイカ、備讃瀬戸のサヨリ、三本松のヒラアジ。
香川のニシ貝。
煮付けと焼き物に天然紅葉鯛のカブト、備讃瀬戸のカマス。
そして始まります!本日より小鍋立てが登場!
毎年大好評のラインナップは「ひとり寄せ」「カキ」「白身魚」「 かしわ 」の4種、お鍋の後は雑炊で。
カキは讃岐牡蠣、もちろん天ぷらもご提供いたします。
桜を見る有名人を見る会の来年開催が中止になりました、もう一度言います「桜を見る有名人を見る会」(笑)です、話のタネに一度行きたいと皆様思うのでしょうか?
全くの余談ですが「話のタネ」が正解で「話のネタ」は業界用語ですよ。
シースーとかブークラのチャンねえ とかと同じです。
この業界用語 バブル期に流行ったのかと思いきや、なんと江戸時代に江戸っ子が寿司のことをシースーと言っていたらしいです!!驚き!
次の日曜 月曜日は第3で連休となります、この週末お待ちしております。

宴会おじさん

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