瀬とり の日記
-
フルコース
2019.11.22
-
「アラ」、まず思い浮かべるのが魚の「アラ」、身のついた中骨や頭やカマとか。
ブリ大根はブリのアラと大根を甘辛く煮付けたものですね。
相撲は九州場所、この時期の関取の楽しみは「アラ鍋」。
この「アラ」は先述の「アラ」ではなく九州の呼び名であの超超超高級魚「クエ」のことを指します。(正式名称がアラという魚もいるのでややこしやー)
大きいものは50kgにもなるハタ科の類では最も大きくなります。
夏のハタ 冬のクエと言ってどちらも何個 超 をつければええのん?言うくらい高値で取引されます。
豊洲では天然の活ものはキロあたり1万円をくだることはありません、たまたま昨日 豊洲ででていた天然クエは3kgのもので38000円でした。
養殖ものでもキロあたり4千円以上します。
何をしても旨い魚でお造りに鍋に焼き物や煮物に空揚げとなんでもござれ、この子だけでフルコースいけます。
この週末もし瀬とりに見えられるセトラーは超ラッキーでございます。
驚くなかれ本日3kgの天然クエ(マクエ)買えました。
このブログは私の奥様も見ているので仕入れ値などは言えません、、がホンマに儲けなしの横流しになります。
でもセトラーに食べていただきたい!その一心で(笑)。
対馬で揚がった天然クエは「お造り」「クエの小鍋立て 」「カマの塩焼き又は煮付け」でご提供いたします。
この子の頭は包丁では割れません、糸鋸の出番です。
もしお時間あれば「天然クエ」でググってみてください、瀬とりクラスでは通常扱えない魚でございます。
他には香川のアオリイカ、備讃瀬戸のサヨリ、香川のニシ貝。
香川のカワハギ、香川の天然紅葉鯛。
宗谷の天然帆立貝柱、天売島のキタムラサキウニ。
なんとかクエに関しては「なんとか」原価までは戻したい(これ商売やないね(笑))ので皆様ご協力お願いいたします。
ここのところ おヒマ なんでクエなんて買ってる場合やないんですが、なんて言うか血が騒ぎました。(笑)
それではこの週末 お待ちしております。
{お詫び}本日写メを撮るのをウッカリ忘れて仕込みを始めてしまい、気がついた時にはクエを「スキ引き」した後でした、よって写メのクエはスキ引き後の裸ん坊ですが気になさらないで(笑)失礼いたしやした。
