瀬とり の日記
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赤白青
2020.01.17
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赤身 白身 青魚 赤魚、色んな言い方しますがそもそも魚の身には赤身と白身だけです。
青魚や赤魚は魚の背の色で、光物という呼び名もそれに然り。
では赤身の魚は何?ほとんどの方はマグロ カツオですかね、因みに鮭は赤身ではなく白身の魚ですよお間違えなく(河川で生まれて降海した〔陸封型は見た目も白身〕魚体が海で赤い色素を持つ餌を採り白い身が赤くなります)。
目から鱗で、アジ イワシ サバ サワラ ブリ この子ら皆んな身は白っぽいのですが実はこれらは生物分類上は赤身なんです。
面白い事をひとつ、赤身の魚の共通点は?そう皆さん回遊魚ですね、この子らは泳がないと死んでしまうのです、ビックリですが寝ている時も泳いでいるんですよ。
赤身の成分は人間と同じヘモグロビンで、回遊魚は泳いで大量の海水を口から取り込みエラを通して酸素を取り入れます、そうした事によって回遊するのに必要な酸素を身体中に行き渡さないと酸欠で死んでしまいます。
特にマグロなどの大型の赤身魚は大量の酸素が必要です。(なんとマグロが一生の間に泳ぐ距離は地球と月の往復にあたるとか?)
一方白身の魚は普段はジッとしていて餌を採る時以外はあまり動きません、ヒラメやカレイが海底でジッとしている、あれですね。
ただ寿司屋に行って「今日は白身何がある?」と聞いて板前が「カンパチにサワラにハマチ」と答えた時に決してこのウンチクを言わないように!嫌われますよ、ヘタしたらボッタクられます(笑)
さてさて毎月やってくる私のプチゴールデンウィーク、次の日曜 月曜は第3で連休なので是非是非 この金曜 土曜はおいでになってね。
では本日の子らのご紹介。
南紀周参見のブランドガツオ、しょらさんガツオ。
香川の飯蛸はシンプルに茹でてワサビ醤油で、生簀で泳いでいた子ですよ。
小豆島のマゾイ、香川の天然真鯛。
備讃瀬戸のサヨリ、三本松のモンゴウイカ。
南伊勢のヒラアジ、苫小牧の大きなホッキ、香川のニシ貝。
煮付けには南紀潮岬のアホみたいにデカい寒サバを味噌煮か醤油煮、真鯛のカブトも。
焼き物も同じく寒サバと真鯛カブト。
最近のプチ ショック[今の若い世代は缶切りを使って缶を開けられない(泣)(因みに私はガンジー式の缶切りを使わせたら世界レベルの速さです)
ましてやコンビーフのクルクル開けなんて絶対無理(笑)このコンビーフのクルクル缶のタイプはリニューアルでアルミ製の蓋になるようです。もっと言うたら、、、覚えていますか?大昔のジュース??缶に先の尖った小さなスパナみたいなものが付属されていて、その道具で飲み口と空気穴の二つの穴を開けて飲むというやーつ。なんとこのタイプの缶ジュースは現在一本10万円でマニア?(笑)に取り引きされているよーです。]
ではこの週末お待ちしております。
〔祈}本日は1月17日尊い命を失われた方々のご冥福をお祈りします。
