瀬とり | 日記 | 知らぬが花

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

知らぬが花

2020.02.02

瀬とり冬の風物詩「活松葉ガニ」の注文が止まりません。
なんと言っても鳥取か島根から空輸したKgアップの本ズワイが豊洲のカニ業者に入り都内便にて瀬とりに届きます。
海水の入った発泡スチロールの中にはエアーポンプ(ブクブク)が仕込まれガサゴソと中でカニ君が暴れています。
その活きた松葉ガニの味を更に凝縮させるため茹でないで蒸し器にかけます、カニ君苦しそう。
それは美味でカニ本来の旨味を堪能できます。
ふと私思いたち「コネを使わないでこのカニ君を仕入れたら幾らするんやろ?」調べてみました、なんと!1Kgの鳥取 島根産の松葉ガニはブクブクで活きたものを買えば一杯あたり22000円!
もしこの原価のカニ君を店で提供して儲けを足せばいったい幾らお客様から戴くん?
因みに瀬とりではご提供価格今年は一杯19500円(多少仕入れにより前後します)、それも1.1Kgです。
もちろん少しですが儲けを入れています、そりゃ蒸して捌いて手間かけてるんやもん。
こう比較すれば瀬とり安いな、漠然とカニ一杯19500円と聞いたら「高っ!」と思うかもしれませんが、かなり勉強させてもらっとりま。
ブログ上で値段書いてもたから今年はこの価格でいかなアカンなぁ。(笑)
活きたカニって高いんやね?瀬とりみたいに小さい店の為に尽力してくださっている卸業者の方々にホンマ感謝です。
では本日は?
八幡浜で揚がった豊後の寒サバは軽く〆て、バリバリ魚いいっすり
食い頃2Kgの天然真鯛は香川から、この時期最も旨し。
南紀周参見のしょらさん鰹は4Kgものを骨つき半身。
香川の大きなハリイカ、八幡浜の背黒(ヒラアジ)。
三本松のサヌキデンブクは薄く引いてポン酢で。
香川のニシ貝、小豆島の天然黒アワビ。
根室のバフンウニ。
焼き物は浜田の天然寒ブリを照り焼きに。
煮付けは変化球、浜田の天然寒ブリをブリ大根に、尾鷲のトロ鰯を生姜煮に。
昨日は珍しく早い時間から満席、お断りせざるを得なかったお客様「大変申し訳なかったです、またお越しくださいね」滅多にないんですがね(笑)。
それではお待ちしてまっせー。

知らぬが花

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