瀬とり の日記
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人生お初
2020.03.31
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先日の日曜日、色んな事でビックリ!がありました。
朝に谷保の集荷センターに香川から送られてきた魚を週に3回受け取りに行くのですが、その時の光景は55年近く生きてきて初めての様。
満開の桜の上に雪が積もっています、今までの人生の中で桜が満開の季節に積もるほど雪が降るなんて見たことありません。
そして見た事のない光景part2は「人のいない竹下通り」の映像。
日曜日なんて通常は芋洗いの人気スポット、あまり自粛に意識がなかった若者層にも少し浸透してきたのでしょうか?
私の奥様もただいまテレワーク中、今年の「春」「桜」「GW」は悪い意味で忘れないような気がします。
さて超超「私事」ですが、なんと私の従姉妹《推定年齢48歳》がなんと結婚するようで(笑)それも初婚でございます。
なぜ今まで結婚しなかった(出来なかった?)のは私の私見は置いといて、とりあえずオメデタイことでんな。
お祝い等はシカトします(笑)、お酒の大好きな彼女、、5月に入籍ということですが失敗のないやように(祈)。
余談ですが「大酒呑み」を「うわばみ」と言いますが?はて?
「うわばみ」は「大蛇」のことで大きな蛇はなんでも丸呑みにするので大酒呑みの事を「うわばみ」と呼ぶようになったとか。
あっ!決して私の従姉妹と「うわばみ」繋げないように(笑)。
では懲りずに負けずに本日のお子は?
さて今季初、香川の立派なイシガレイ、アマテガレイ(マコ)はまだ早いみたいですがこの子はよう肥えてます。
播磨灘のアコウ(キジハタ)。
愛媛のシマアジは造りかリューキュー。
土佐佐賀港のハガツオも造りかリューキュー。
香川のハリイカ、野付の天然ホタテ貝柱。
観音寺の大きな赤貝は今が最盛期(超高級?(笑)なので数持ってないっす)。
ここのところの騒動で高級食材が値崩れを起こしています、釧路の吉次(キンキ)が安く買えましたので煮付けをビックリ価格でご提供致します。
他にはハガツオのカマ焼き、アコウのカマは煮付けか焼き物で。
この自粛勧告のご時世に「不謹慎」と言われそうですが《瀬とり》みたいな小さな店は日銭を稼ぎ、その日銭で仕入れをしてまた日銭を稼ぐの繰り返しです。
特に鮮魚を扱う《瀬とり》はハンデがあります、ヒマだからお客様が来なかったからといってその魚を何日も使う事が出来ません。(たまに冷凍物を上手く使っている他店が羨ましくなります)
売れ残ってもまた新たに魚を仕入れなければなりません、実際ここのところ売り上げは深刻に落ち込んでいます。
今のところ私に一銭も入らなくても[店の家賃や光熱費や諸々の諸経費]を払えているので、かろうじて店を開けている意味はあります。
仮にもっと厳しくなり店の色んな維持費を持ち出しで払うことの方が店を開けるより傷が浅いようなら営業する意味が完全に無くなります。
一日でも早い「収束 終息」を願うばかりですね。
「不謹慎」とまた言われそうですが、こんな状況の中でも以前と全く変わらず私のイカツイ顔を見に来ていただいている《セトラー》には本当に感謝しています、おおきに おおきに おおきに。
感染拡大を止めるには、「終息」させるには、お上の言うよう自粛が一番なのでしょう、でも日銭を稼いでいる私たち弱小個人事業主はどうすればいいのでしょうか?
「負のローテーション」が起きた時には私クラスの店はフッと吹けば飛んでいってしまいまする。
市場に行けば私の周りの事業者たちも本格的に厳しくなってきたとの声ばかり、先が見えないのが一番の問題ですが、ここは私のウエポン 能天気ポジティブ波動砲を駆使して《ここは踏ん張り所!と》ネタ落ちさせずアチキは頑張りまっす!
もう周りの声や眼もあるので「店に来てね、お待ちしております」を言うのは自粛させて頂きます(笑)。
