瀬とり | 日記 | 何度も見たけど?

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瀬とり の日記

何度も見たけど?

2020.08.02

伊勢の海水浴場にイルカが迷い込んできたとの報道、ハンドウイルカ(バンドウではない)という種らしく海水浴場が閉鎖されている模様。
頭がよく愛くるしいイメージのイルカ、でも繁殖期は人間に対しても攻撃的になったりすることもあるみたいで自然に離れていくまで海水浴場は閉鎖するようです。
地元の人たち曰く「伊勢のこの辺りにイルカが入ってきた記憶はない」。
ふーん、そうなんやと私ハテナマーク??
何度もこのブログ上で触れていますが、私の実家は明石海峡のど真ん中で海岸からわずか100mほど。
ほとんどの方はご存知ないと思いますが明石海峡大橋が出来る前は淡路島へ渡るには船を使うしかなく、人を運ぶ船と車を運ぶフェリーの2種が明石港から出ていました。
淡路島には京阪神の会社や学校に通う方たちがたくさんいるので皆んな淡路の岩屋港から明石まで船で渡りJRや山陽電車を使って明石から神戸や大阪方面に向かいます。
私が卒業した高校や中学にも多数の生徒がその船を使って淡路から明石の学校に通っていました。
現在は橋が開通したので車を運ぶフェリーは廃業となりましたが人を運ぶ水上バスはいまだ健在でその名もハイカラな「明石 岩屋 ジェノバライン」となり(昔は播淡汽船)たくさんの人を運んでいます。
このジェノバラインはかなりオススメで、皆んなの足なんですがわずか15分ほどで淡路に渡れ代金も数百円ながら明石海峡を斜めに縦断する際に明石海峡大橋の真下をくぐり抜けるという何ともリーズナブルかつ風光明媚なクルーズ(笑)を楽しめます。
実は私この船が大好きで何の用事もない時でもよく乗って往復していました。
ある日もその船で海峡を渡っている時に船に並走して泳ぐ大きな影、まさしくイルカのよう。
以前にも台風の後に浜辺に打ち上げられたそのイルカのようなご遺体を見た事があります(頭に大きな傷(泣))。
1970年代の話ですが私にとって海にイルカがいるのは当然の事で今回の伊勢の話を聞いて「そんは珍しいことなんや?」と思っていました。
私がイルカだと思っていたのは「スナメリ」という小型のクジラの仲間で体長は2mくらいやったかな?確かにイルカのように鼻は突出していなかったですね。
スナメリは体内に汚染物質を溜めやすく、海が汚れると生息できません。
1970年代の綺麗な瀬戸内海にはたくさんのスナメリが生息していたらしく、その後の水質汚染でかなり数が減りましたが昨今目撃情報が増えています。
まぁあまりない事でしょうが、もし仮に大阪 神戸 姫路あたりへ旅行に行く機会があり時間に余裕があれば明石にも寄って「明石焼き」を食べ是非ジェノバラインに乗ってくださいね、運がよければスナメリを見られるかも?
こんなに海が好きな私です、70歳までは瀬とりを頑張り晩年は奥様と瀬戸内海に住む予定(私の希望)です、神戸の舞子あたりがええなぁ。
その頃はスナメリ君たちは元気に泳いでいるのでしょうか?
では本日の旬魚といきますか。
高松の夏男スズキ、庵治のマゴチ。
引田のヒラアジは地物で鮮度良し。
長崎のケンサキイカ。
浜田の大羽。
厚岸の大きなマツブ、根室のムラサキウニ。
松前の12kgのホンヨコを腹側4分の1。
焼き物に小田のシロギス、煮付けに牟礼のオキソ(黒メバル)。
明日3日より営業時間が変更となります、17時半開店 22時閉店となりますのでご注意くださいね。
東京都の要請は今月いっぱいの予定ということです。
お電話でご確認してからご来店してくださいね。
《追伸 本日鱧の入荷はございません》
《クーポン配布期間を9月3日までと告知していましたが、3日は木曜日なので実質2日まででしたね、まぁセトラーはこんな事分かってますわな。失礼いたしました》

何度も見たけど?

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