瀬とり | 日記 | 幼子の夏

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

幼子の夏

2020.08.04

長かった梅雨も明けようやく夏がやってきました。
あれだけ日照時間が少ないと既に野菜などに影響がでています。
魚中心の瀬とりですが野菜も結構使うので何週間前の長ネギのありえない値にはビックリしていました。
幸いにも今年は瀬戸の魚に関しては従来の値で落ち着いているし、特に鱧は祇園祭の中止が影響して毎年ある値の高騰が見られません。
鱧は元値より技術料としてご理解してくださいね(安い魚ではありませんが)。
幼い頃、浜っ子の私にとって夏は特別なもんで、夏休みは近所の寺でラジオ体操 虫捕り 夜釣り 海水浴 花火 大阪の親戚の家に姉と幼子2人で電車で遠征なんて一大イベントでしたね。
真っ黒になって朝から晩まで遊び呆けていました。
月日が流れいつしか大人になり気づけばこんなに夏が嫌いになるとは?!暑いし 蒸すし 水は魚に優しくない温度になる エアコンかけっぱなしで電気代はエライことになりよる ホンマ嫌い。
確かに今の夏と50年前の夏とでは質が違う、昔は暑くてもせいぜい20度後半、たまに30度超えたら「今日は暑いなぁ、30度超えとるらしいで」。
エアコンがなくても窓を明け網戸にして扇風機で充分寝られました。
特に海っぺりの私の実家は夜になると浜風が南から吹き、結構快適やったなぁ。
今や亜熱帯の日本、昔は聞いたことのない言葉の羅列「ゲリラ豪雨」「線状降水帯」「猛暑」「酷暑」「熱中症」。
今年は感覚的に春がなかったので季節をひとつ飛ばしていきなりの夏。
皆さま体調管理にはくれぐれもお気をつけあそばせ。
それでは本日は?
庵治で揚がった500gオーバーの夏を代表する瀬戸内の高級魚オコゼは薄造りで。
三本松のホウボウが生簀で元気に泳いでいました、夏魚ではありませんが卸の兄ちゃんがオスので買いました。
高松のこれまた夏男スズキ。
三本松の地アジ、玄界灘のケンサキイカ。
厚岸のマツブ。
淡路は福良の鱧。
ナカズミって分かります?出世魚でシンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ、ギリギリ骨が当たらない大きさかな?小田のナカズミを酢〆で。
松前のホンヨコをヅケにしました、「おつまみ漬けマグロ」で。
焼き物には三本松のカマス、ホンヨコのカマ、スズキのカマ、なんなら対馬のノドグロも塩焼きに!ノドグロの塩焼きはかなり旨いっすよ。
煮付けに対馬のノドグロ、浜田の鰯を生姜煮に。
木曜日は定休日です、ご来店お待ちしております。
《時短営業となっておりますのでご注意してくださいね、必ずお電話でご予約 ご確認してからお越しください。》

幼子の夏

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