瀬とり | 日記 | 不思議なことばかり

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瀬とり の日記

不思議なことばかり

2020.09.15

雌雄同体 性転換、魚のことです。
魚には子孫を残す為 雌雄同体のもの、性転換するものなどがいます。
ポピュラーなものでは「チヌ」黒鯛は若魚は全て雄で成長すると雌に性転換します。
全てではありませんが「ウニ」は雌雄同体のものがいます。
「ベラ」九線は若魚は全て雌で成長すると身体の大きな固体が色を赤から青に変化させ雄になります。
ベラはハーレムを作る魚で大きな青色の雄の周りに小さな赤色の雌が何匹も取り巻きます。
面白いのはハーレムを作れない(モテない(笑))ベラの雄は身体の色を変えず赤いまま、要は雌のフリをして雄のハーレムに近づきドサクサに紛れて取り巻きの雌に自分の精子をかけるという何とも言えない愚行に走ります。
どんな手段を使っても自分のDNAを残すという本能というか悲しい性ですが産まれてくる赤ちゃんベラにとってモテないDNAはホンマ迷惑かもね?
ここで一つ何か気づきません?「チヌ」は成長すると雌になるのに「ベラ」は雄になる??
どちらも長い進化の過程で子孫繁栄するためにこうなったのに真逆??
不思議でんなぁ、まだまだ海のことは分かっていない事ばかり。
現在言えるのは「チヌ」と「ベラ」では生活環境やその他の色々な条件が異なるのでそうなったんではないか?ですって。
因みに近年の研究で分かったこと、「マゴチ」も以前から性転換する魚と言われてきました。
成長すると全て雌になると思われていたのですが、これ間違いで単に雌しか身体が大きくならないので成長して大きくなった固体が雌ばかりだから勘違いしたらしいです。
そりゃ大きいのが全て雌だったら誰でも成長したら雌に性転換すると思いますよね。
確かに私もマゴチをよく使いますが大きなやつは立派な真子がよく入っていますね。
ちなみにベラはなぜキュウセンかと言うと身体に九つの線の模様があるからという一説。
黒鯛はなぜチヌかと言うと今も昔も大阪湾にはウジャウジャ黒鯛がいて、源平合戦で大阪湾が真っ赤に染まりその中を黒鯛が泳いでいたから「血塗られた海」から「チヌ」という一説。(これは眉唾か?諸説あり)
人類は海の中の事なんてまだほんの少ししか分かっていないんでしょうね。
それでは本日は?
これで今季はラストかな?牟礼の超高級魚アマテガレイ(マコガレイ)。
庵治の天然紅葉鯛、淡路福良の鱧。
三本松のなかなか良いヒラアジは造り リューキュー で。
女木島のマダコ、観音寺のニシ貝。
さて本日イチオシ!かなり極上モン、茅部の本横輪は11kgの腹側4分の1、さすが茅部!なんでかって?そりゃ反対側に揚がれば誰もが知る超ブランドの「あそこ」でんがな。
ホンマにええ身なんで食べていただきたい。(三色漬け丼もいこか)
本横の大きなカマは焼き物にできます。
煮付けと焼き物に対馬の脂ノリノリ鯖。
木曜日は定休日です、今週は 金曜 土曜日と営業いたしましたら仕入れの都合上で来週の日曜〜木曜日まで5日間 臨時休業となりますのでご注意くださいね。
週末お待ちしております、お電話忘れずにね。

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