瀬とり の日記
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解禁したけど、、
2020.11.03
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11月になって瀬戸内の海鼠(ナマコ)漁が解禁されました。
セトラーには海鼠ファンが多く1日でも早く冬のグランドメニューとして加えたいのですが、出始めで値が張るとかやなく ちんまい!(小さい)。
普段私は好んで大きな個体を使います、例えば1キロで3〜4杯ほどのやつ。
しかーし今日出ていたのは1キロで12杯!てことは1杯たったの80g!?
こんな子供のチ○チ○(失礼)みたいなん使えまへん。
てな訳で瀬とりの海鼠解禁は今しばしお待ちを。
西日本で一般的に「ゴマクエ」と呼ばれる魚がいます。
「クエ」と言えば皆様よくご存知のあの超がいくつ並ぶねん?いう高級魚ですね。
瀬とりでも去年に「マクエ」を一度だけ買えました。
前述の「ゴマクエ」細かく言えば「ハタ」でオオモンハタやホウセキハタのこと。
身体にドット柄が綺麗にあるので通称ゴマクエ(ゴマハタ)とも呼びます。
言うても「クエ」はハタ科の仲間で分類上はかなり近種です。
身質も味も値段もみーんなよう似てます。
「ハタ」の仲間は非常に種類が多く、これだけ魚を毎日触っている私でさえ扱ったない種もあるくらいです。
一般的に「ハタ」は夏魚で「クエ」は冬魚のイメージですがハタでもクエでも大型のものは周年旨く、おそらくこの二種はよく比較されるので鍋のイメージのクエは冬に対して、高級白身が手薄になる夏はハタという感じもしますね。
ハタの最高峰は「キジハタ」瀬とりでもよく夏に使う「アコウ」のことです。
クエの最高峰は言わずもがな「マクエ」ですね。
ただキジハタとマクエに関してはやはりキジハタは夏、マクエは冬に旨いと思います。
(個人的な感想です)
さて前述のゴマクエ(ゴマハタ)ですがマクエやキジハタと比べると一段階評価が下がる次点の魚ですが、それでも味は抜群で高級魚には変わりありません。
これだけ長々と説明したんです、買いましたがな。
本日 鹿児島の4キロのゴマクエを一本買い!
ビックリするくらい身持ちのいい魚なので週末まで充分いけるでしょう。
メニューには漢字表記を「胡麻羽太」、ルビを「ゴマクエ」と表記しますね。(画像はすき引き後)
他には小さいものが多いメイタガレイですが400gほどある大きな泳がしが買えましたので、いつもは煮付けにしますが本日はお造りで、庵治から。
同じく庵治のハリイカ、観音寺の秋シャコ。
庵治のチヌ、引田のヒラアジ。
女木島のニシ貝、根室の白子はポン酢か天ぷらで。
さてもう一つイチオシ、佐田岬で揚がった豊後岬サバは釣り物の活〆、なんと1.2kgの大物!これは旨かろう。
焼き物と煮付けにゴマクエのカマを、ご存知の通り(当たり前ですが)2人前しかとれません。
木曜日は定休日となります、お電話でお問い合わせの上ご来店お待ちしております。
