瀬とり の日記
-
季節外れのアッサリ野郎
2021.12.10
-
最初に告知を。
お正月用に注文をお受けしている「タコの炊いたん・ナマコ・イクラ醤油漬け」のお渡しについて。
31日の17:00〜19:00の間に店に取りにきていただくことになります。
ご足労おかけしますが宜しくお願いいたします。
ご注文の受付は今月の15日を締め切りとさせていただきますので、お正月に瀬とりのタコやナマコやイクラを「食べたい!」というセトラーは15日までに注文を入れてくださいませ。
魚へんに弱いと書いて「イワシ」と読みます。
そのとおり弱い魚で、海から揚げるとすぐ死ぬし、鱗も簡単に剥がれてしまいます。
アシも早く、生食するには鮮度が命。
決して熟成いたしません(笑)。
意外かも知れませんが、最高級と呼ばれるイワシは大阪湾の大羽と言われるもので、大阪湾と言うても須磨や垂水の神戸〜明石間のものですけどね。
回遊する魚なので太平洋から紀淡海峡を抜けて入ってくるものが良いイワシなのでしょうか?
旬は一般的には夏です、夏頃の北海道あたりで獲れるものは脂ブリブリでんな。
この類いはお造りより生姜煮とかの方がいいかもね?
イワシは大きさで呼び名があり小さいものから小羽〜中羽〜大羽と呼びます。
私が今話しているイワシは「真イワシ」のことで、他にも「ウルメイワシ」「カタクチイワシ」などがあります。
ウルメは目が潤んでいるように見えるから、カタクチは片側の唇が長いからとその名の通りです。
青魚はDHA・EPAを多く含みます、頭は良くなるし血液サラサラになる!でんな。
青魚は出来るだけ食べるようにしてくださいね。
では本日は?
「また やってもた!」この身体を流れるアホの血を抑え切れず、またやってまいました。
大分は佐賀関で漁師の一本釣りによる船上〆、そうご存じですね?
超ブランド「関サバ」です。
味も値段も日本一と言っても過言ではありません。
もちろんお造りでこのままいけますが、もし、、、もし今晩「閑古キングギドラ」やとそら恐ろしいんで、軽くだけ脱水して酢洗いさせていただきますが、ほとんどお造りと変わらないくらいでいきます。
残ったら頭ポン言うて、竜田揚げにして賄いで食うたるか!(笑)
イカの王様アオリイカは舞鶴で揚がったもの。
南紀串本の「しょらさんガツオ」。
庵治の天然真鯛は最も旨い時期を迎えます。
同じく庵治の天然ヒラメ、冬のヒラメは寒ビラメと言いこれまた旨い時期ですね。
牟礼のサヨリはそろそろ終わりかな?今年はほとんどカンヌキが入りませんでした。
香川三本松で揚がった地場もの鮮度抜群の中羽イワシ、脂は薄いですがお造りには「ちょうどええ!」。
安部の白ミルは解禁したて。
焼き物は天然真鯛のカブト。
煮付けに立派な襟裳の吉次、ちとお値段張りますが。
さて12月も3分の1が終わります。
もうすぐ正月でんなぁ、「一月は正月で酒が呑めるぞ♬」。
今年はカレンダーの並びが悪く、毎年30日まで営業しておりますが、30日が木曜日で定休日なので、年末の営業は29日までとなります。
新年も6日から営業したいのに、6日が木曜日なので7日からとなります。
今年はめちゃくちゃ休んだから、仕入れさえ出来れば休み無しでもええくらいなんやけど、しゃーないから休みますわ(笑)。
ではこの週末も旨い魚と美味い酒、いかがですか?
ご来店の際はお電話でのご予約・ご確認を忘れずにね。
あっ!マクエ完売!ありがとうございました。
と言うても完売してチャラ(笑)儲けなし(笑)横流し(笑)もはや趣味、自己満(笑)。
