瀬とり | 日記 | 蛇行

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

蛇行

2022.03.22

いつ以来でしょう?本来の営業形態に戻るのは?
本日より飲食店への時短要請が解除され《テッペン・深夜12時》まで「瀬とり」は営業できるようになります。
色々考えず魚を買い付けられるのは嬉しいことですが、いくら本来の姿に戻ってもお客様が来てくれんことには魚がお余りになるのは同じこと、ここは「どうか一つ」よろしゅうおたの申します。
言うても東京都からの「お願い要請」はあります。
同一グループの同一テーブルへのご案内は4名まで、滞在時間は2時間まで。
人数に関しては皆様ご存知の通り「4人掛けテーブル1卓のみ」「カウンター主体」の当店は元々4名様以上でのご来店はありません。
混雑を防ぎ、お客様同士の間隔を空けるため「ご予約」のお客様のみの対応とさせていただきますので、必ずご来店時は「予約」の程宜しくお願いいたします。
さて「春」でんな。
一年の中でも春は瀬戸内の魚種も豊富です。
太平洋の鰹もこの時期初鰹と言って、春のサッパリした初鰹を好む方も多くいらっしゃいます。
私が扱う鰹は《高知の「甲浦」「佐賀港」「須崎」》《和歌山の「串本」「田辺」》などが主ですが、また今年も初鰹が不漁の声。
原因はよく分からないようですが、一つの理由として「黒潮の蛇行」とも。
ええかげんクネクネせんと真っ直ぐ流れんかい!
瀬とりは鰹好きが多いので、何とか毎回メニューに載せたいのですがね。
買えんことはないでしょうが、不漁になると供給より需要が上回るので当然「値」が張ります。
『春なのに〜♪ 春なのに〜♫』 鰹無し・貝類無し・蝦蛄無し・若布無し・春告魚無し、なんてならないよーに(祈)。
では本日は?といきたいとこですが!?
なんせ昨日の買い付け時は連休2日目、市場も漁師もみんな休み。
そこは香川の卸の兄ちゃん「出来る奴」、私のために生簀で泳がせてくれていました。
変化球含め、逆に面白い「瀬とりではレア」なヤーツも。
とりあえず生簀組から→小豆島のタケノコメバル。
宇和島のシマアジ。
高松のフッコ。
宇部の白ミル。
志度のタイラギ。
さすがに市場も漁師も休みなんで「イカ・タコ」は入荷無し。
さてここから超変化球。
瀬戸内で盛んに養殖されている「トラウト サーモン」兵庫は姫路沖の坊勢島の養殖サーモンはその名もなんと!「白鷺サーモン」(笑)ん〜姫路城か?世界遺産。
そしてもう一発変化球、アイルランドの天然本マグロ、背カミのカマ際を1ブロックだけゲット!これは旨そうな極上赤身。(希少部位、カマの上部赤身部。一本の本マグロで片側500gくらいしか取れません。)
焼き物は前述のシマアジ。
なんやらおかしな仕入れですが、これはこれで興味深い。
木曜日は定休日です、ご来店の際は「ご予約」お願いね。

蛇行

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