瀬とり | 日記 | つまらない月?

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

Top >  日記 > つまらない月?

瀬とり の日記

つまらない月?

2022.05.31

先日のこと、お客さんに聞かれました「瀬とりを人に紹介する時にジャンル分けしたら何て言えばいいの?」。
そうですね、やっている事は「割烹」ですが、私この言い方嫌いでね、なんか偉そうやないですか?
だから私言いました「和食店」でええんやない?
そもそも割烹とは?現在では高級かつ確かな食材を、技術を持つ料理人が日本料理の技法に沿って料理を提供する飲食店。
オープンスペースの場合が多く、注文はアラカルトで板前がカウンター越しに料理を提供する場合が多いですね。
基本、割烹料理店はカウンターとテーブル、カウンター割烹とかよく言いますよね。
お値段をそれなりに抑えたりしたら大衆割烹なんて言い方もありますね。
そもそも割烹の語源は「割」は下拵えで「烹」は加熱する意味です。
似ていますが、これが個室になってコース料理を中居さんが運んでくれたりしたら料亭ですね、よく政治家が「お主も悪ようのぅ」と言うとか言わんとか(笑)?
では居酒屋との違いは?まず食材が違います、安価・薄利多売で商売をする居酒屋は高級食材は使えません。
あと料理人も職人とかが従事すると人件費もかかるので、アルバイトの学生さんや主婦や未経験者でも料理を提供できるように色々な面(マニュアル)で努力しています。
セントラルキッチンを使っている大型チェーン店もありますね。
あと居酒屋は料理法が和食の技法にこだわっていません。
分かりやすい例だと、和食の技法に炒めるはありませんが、居酒屋はバンバン炒めます。
(コーンバターやホルモン炒めとか)
あと食材も日本料理では使わない方が良いとされているものもありますが(最近は使う方多いですがね)居酒屋はそんな面倒な縛りはありませんね。
結局料理の価値なんて、支払った代価に対して食べる側が満足する(代価以上と感じる)か「不満か」に尽きます。
冷凍のゲソ唐揚げを350円で食べても「この値段で、これやと充分!」と思う事もあるし、生の天然のアオリイカのゲソを1000円で食べても「ん?さほど?千円は高いな」ってな事もよくあります。
トドのつまり、個々の「理にかなっているか」どうか。
うわべだけの「値段が高いか安いか」だけを見て判断など決してできないものです。
明日から6月でんな、「子供の頃」は一年で最もつまらない「月」と呼ばれた6月。
なんで?小学生曰く「6月は祝日がなく、夏休み・春休み・冬休みにも絡まない」。
そして「梅雨」ええとこなし。
私は6月生まれ、ゴメンなさい。
では本日?
この時期にあまりサバは使わないのですが(使うならゴマサバ)卸の兄ちゃんが「おやっさん!前の浜で揚がったホンマええサバです!」と超勧めるので買いました。
高松西浜の大きな「キロ オーバー」のマサバはシメサバで。
炙りもいけます。
梅雨イサギは一番旨い季節、小値賀島のブランドイサギ「値賀咲」は焼き霜で。
牟礼から鮮度抜群のハネ。
庵治のモンゴウイカ。
厚岸のマツブ。
南紀串本の本ガツオ「しょらさん」。
香川小田のシロギスは塩焼きで。
木曜日は定休日です、ご来店お待ちしております。
※ただいま予約制となっております。
ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。
お席がご用意できる場合は当日予約も歓迎いたします《21:30》までにお電話くださいませ。

つまらない月?

日記一覧へ戻る

【PR】  OLEA FORESTA(オレアフォレスタ)  株式会社 広政不動産  Chiho International Academy 青山校  播州丼丸高砂米田店  ちょっと呑み えんな