瀬とり | 日記 | 何があったん?

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

何があったん?

2022.06.03

千葉でカツオが大豊漁、なんと5月は昨年同時期の35倍の水揚げ。
当然価格も暴落、2Kgほどの小型のものは一本千円前後だとさ(小さいのはイマイチ旨くないけど)。
瀬とりでは高知か和歌山のカツオを使いますが、多少「安いかな?」程度で、高知に至ってはあまりいい話は聞きません。
私は今春は和歌山オンリーですね。
安いなら千葉を使えば?と言われそうですが、西海に拘る瀬とりとしては「こちらの市場」で買う気にもならず、また小さいカツオも好かんから。
スーパーでカツオ見てみてください、おそらくめちゃくちゃ安いですよ。
6月でんな、もうすぐ梅雨入りか、、。
ただでさえ暇な店やのに、雨が降ったらお手上げやな。
言うてええかな?当店は旭通りで「最も良い魚を提供する」「最も暇な店です」(笑)てか?
心配無用、ちょっとやそっとでは私の心は折れません。
暇なときにね、お客さんが誰もいない時とか(泣)厨房に折りたたみ椅子広げて座って携帯見たり本を読んだりしているんですわ。
でもそうしている時も魚は買い続けているんですよね。
ええ魚を出し続ける努力だけは「解って〜ください〜♫」。
普通なら「焦ったり」「落ち込んだり」「宣伝や営業考えたり」「心が折れそうになったり」「泣いたり(笑)」するんでしょうが、意外に私「まぁええか」とボーっと店の天井眺めているんですわ。
修行時代に嫌な思いや経験を沢山して「今はこんなに幸せやのに、何の不満があるんかな」と思ったらスーッと溜飲が下がるんですね。
ずっと思い描いていた最終形態に辿り着けて、こんな店でも大事にしてくれるお客さんがいてね。
結局、私は技術者で職人で、経営者としては三流ってことなんやろね。
あと丸13年、我が道を行く。
さて本日、いきまひょか。
小豆島の大きな大きな、見たこともないタケノコメバル、なんと!1.2キロ(笑)アホか?よう肥えて、これは旨そう。
夏の瀬戸内、磯場の下魚?(笑)と言えばこやつ「胡椒鯛」ですが、実はこやつ旨いんです。
香川の引田でオリーブを配合餌に混ぜて養殖している「オリーブ鯖」なるもの、卸の兄ちゃんとこの生簀で泳いでいたやつ、かる〜く〆て、、おっと!白子が鎮座マシマシ、旨そう!ポン酢でご提供。
唐津の鮮度良し、コハダの酢洗い。
福岡で揚がった、ケンサキイカ。
本ガツオは南紀串本の「しょらさん」。
香川庵治のニシガイ。
前回のウニは『めでたく』私がやっつけましたので、また新たに仕入れた北方四島のバフンウニ。
さて週末、どないかなぁ?
※ただいま予約制となっております。
ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。
お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします《21:30》までにお電話くださいませ。

何があったん?

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