瀬とり の日記
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知らんけど
2022.06.12
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関西弁でよく使うんですが「生 知らんけど」聞いたことあります?
私も奥さんとウチで話す時によく言うてるみたいです。
会話の最後に付け加えるのですが、独特の意味合いというかニュアンスがありましてね。
自信のない事や曖昧な事とか人に聞いた話なんかをした時の最後に「知らんけど」。
これはホンマに「よう知らん」みたいな感じ。
ボケて突っ込んで欲しい時に「知らんけど」周りは「知らんのんかい!」と突っ込みます(面倒くさ)。
こんな時も、真面目な話とかした最後に「知らんけど」照れ隠しと言うか、堅い雰囲気をお茶目に少し和ませる意味合い?
結構関西人は言うんで、いつか機会があったら気にしてみて(笑)。
さて「豚の角煮」を炊きました、本日よりメニューに載せます。
瀬とりのお客様の中でも豚の角煮が夏の料理だと知らない方が結構いらっしゃいましたね。
煮物=温かいから冬のイメージなんかな?
豚肉はビタミンB群を多く含む食材、体力が落ちやすい、夏バテ予防等に豚肉を食べるという意味で和食の世界ではそうなったんですね。
長寿県「沖縄」が豚肉料理が多いのも納得。
別に冬に炊いても、食うても、いいんですよ。
ただ瀬とりは外にメニュー置いてあるでしょ?
冬に豚の角煮がメニューに載っていたら「なんやここの板前なんも知らん、大したことないな」なんて思われたら癪やないですか。
ただそれだけです。
では本日は?
瀬戸内の夏と言ったらこやつ、香川庵治のアコウ(キジハタ)。
唐津のナカズミを酢洗いで。
淡路のハモは炙りか落とし。
福岡のケンサキイカ。
噴火湾の帆立貝柱。
五島小値賀のイサギは今日は焼いてみる?かなり旨いと思うで「知らんけど」(笑)。
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