瀬とり | 日記 | 前とちゃう事

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

Top >  日記 > 前とちゃう事

瀬とり の日記

前とちゃう事

2022.09.09

5〜6年前まで仕入れる事が出来たレアもん。(旬魚)
奥地アジ、岬サバ、本ミル、星ガレイ、化け物トリ貝、瀬戸内シャコ、まだまだあるけど。
これらはここんとこホンマに姿を見ません。
海が変わった、温暖化も勿論ありますが他にも理由があるようで。
聞くところによると、漁師の後継者不足、特に高級魚などは一本釣り、更に魚の扱いに相当な気を使います。
ターゲットの魚自体が少なくなってきているのに、そんな効率の悪い獲りかたをしていたら「商売あがったり」になるようです。
燃料もドンドン高騰しているしね。
あの素晴らしい魚たちに「もう逢えない」かもと思うとホンマに悲し。
年月を経て変わった事と言えば歳をとった私(笑)。
ジーンズはストレッチ素材に、なんならたまにゴムウエスト。
ベルトはラチェット式に変更、寝るときゃ腹巻き忘れずに。
老眼鏡をかけんと造りは引けんし、本を読むにはハ○キルーペ。
晩酌は身体を考え焼酎主体、休みの日は健康を考えなるべく歩く。
ケンタは一本で満足、ラーメンの汁は飲まない。
やたら懐メロ番組を視るようになり、ボールペン取るのに「よっこらしょ」。
30年前の私が今の私を見たら「オッサン何やっとんねん」言うやろなぁ。
「歳をとるのは魂が老ける事ではない」ええ事言うてる人もいます。
ただいま7周年イベント中、10周年は以前のように「芋洗い立食パーティー」できるかな?
あれはあれで非常に楽しかった、もうそろそろええよな?お腹いっぱい。
9月10日は中秋の名月、十五夜とか芋名月とも言います、英語ではHarvest Moon、収穫でんな。
実は十三夜とセットでお祝いしないと「片月見」と言い、昔は忌み事とされていました。
ちなみに十三夜は栗名月。
秋の七草言えますか?板前は春と秋の七草は言えるはず。
秋の七草は食べません、供えるもの。
私は月が大好きで、仕事の帰り道よく月を観ています。
以前から(瀬とりにしても)屋号を考える時に「月」を入れようと真剣に考えたものです。
明日は天気イマイチ(泣)月は見えないかも?
では本日といきまっか。
秋からの魚が出てきました、高松で揚がったホウボウ。
坂出からはネイリ(天然間八若魚)。
普段私は絶対に使わない(笑)牟礼のグレ(メジナ)、卸の兄ちゃんが「おやっさん、騙された思て買ってください!」とうるさいので、きっと騙されているでしょう、、、、騙されていました!おろしたら「臭い!」捨てました(笑)。
まだ新イカに毛の生えたくらいですがバリバリ地物、高松のアオリイカ。
水温下がってよくなってきた苫小牧のホッキ貝。
アイルランドの天然本マグロのテンパをブロック購入。
庵治の天然紅葉鯛。
北海道上ノ国のキタムラサキウニはA並びの極上、豊洲から取り寄せ。
高松の赤カマスは塩焼き。
真鯛のカブト煮。
一気に魚種が変わってきました「いとをかし」。
※ただいま予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。

前とちゃう事

日記一覧へ戻る

【PR】  パソコン教室 天六校  株式会社ハウスドットコム  泰豊飯店  幻そば杉屋  ジョイアス・イングリッシュ・クラブ