瀬とり の日記
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虎は死んでも皮残す
2022.09.23
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苦手なものは無理して食べんでええし、自分の好みを人に押し付けるもんでもない、うんそうやな。
瀬とりでお客様に料理をお出していて「人それぞれの好み」や「食べ方の癖」とかその他諸々見たり覚えてしまったり(なるべく見んように、見んように(笑))。
例えば魚の皮。
魚好きやけど皮は苦手、結構いらっしゃいますね。
魚にも皮の旨いやつと、さほど旨くないやつ(笑)といます。
皮が旨いと言われる代表は?「イサギ」「サヨリ」「鮭」「アイナメ」とかは四天王?
他にも鯛やフグなんかは皮だけで一品料理になりますし、極端なやつは皮どころか鱗が旨い、グジとかね。
皮は旨いんやけどスキ引きしてからでないと使えないヒラメやクエやハタやブリ。
全く生皮(笑)で食べられる太刀魚やコハダ。
それでも苦手は苦手、無理して食べんでもええよ。
ウナギが苦手な女性がよく言いますよね「皮が、、、」。
私ゃ魚好きなんで勿論皮も戴きますが、キチンと仕事していない皮はそりゃ食感も悪いし生臭いし、そんなんは食べませんよ。
人の好みは十人十色、お好きなように食べるが良し。
拘りは大いに結構、拘りは人に強要した時点で拘りで無くなりますからご注意を。
瀬とり七周年イベントの2週間、皆さまホンマにありがとうございました。
8と9は置いといて、10周年は以前のように宴会したいですね。
いや、きっと出来ますよね。
まだまだこれからも長い長いお付き合い、宜しくお願いいたします。
さて今日は秋分の日、何を思い浮かべる?
昼と夜の長さが同じになり、これから冬に向かう秋分は徐々に昼が短くなります。
秋分の日の前後三日間が彼岸ですね『祖先を想い敬う』だから皆さん墓参りにGoでんな。
彼岸とは?そう『あの世』のこと、ちなみに私たちの世界は『此岸』と言います。
秋分の日(春分の日・春彼岸)簡単に言うと『あの世』と『この世』の距離が最も近くなる日、せやから祖先を想い・敬い・お墓参りに行く。
なるほどね、彼岸に戴く『おはぎ』は秋分、『ぼたもち』は春分、『萩に牡丹』さもありなん。
さて本日は?
ホンマにホンマに苦労した買い付け、台風の影響がモロ。
仕入れ値も泣きたいくらい高騰、さすがのおバカな私も今日のウニは手が出ませんでした。
いきます、香川庵治のイシガレイは2Kgオーバーの超高級魚。
淡路福良の落ちハモ。
アイルランドの本マグロはホンマに旨い。
高松のアオリイカ。
観音寺のニシガイ。
香川庵治のマゴチはお造りと薄造り。
煮付けには「高い・高い」香川庵治のメイタガレイ。
画像にグジがありますが、可愛い顔やから撮っただけでメニューにはございません(笑)悪しからず。
明日24日(土)は満席となっております、ご注意くださいませ。
それでは天気悪いですが「電話してちょーだい」「そのとおーり」。
※ただいま予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。
