瀬とり | 日記 | アホが見る豚のケツ

私ちょっと『やるせない？』『情け無い？』『怒り？』うまく言えない感情ですが、、。
なんやと言うと、昨今また再燃してきた「アホ動画のアップ」。
特に酷いものが「大手回転寿司チェーンへの迷惑動画」。
ホンマに胸くそ悪い、面白いわけないやろ？スベッとるで。
あんな事出来る奴は『人にも、料理にも、食事にも』愛の無いヤツ。
「ハクション だいちまお」風に言うと『愛はあるんか？』。
少し怖い話をしましょう。
一時の勢いや流れでアホ動画をアップして炎上したとします、名前も住所も顔も全て晒されます。
今は彼らもよく知るネット社会です、彼らが後に『やりたい事や仕事』があり、ある企業等に就職したいとします。
面接官はまず彼らの名前をネットで検索します、過去にしでかした黒歴史にヒットした時点でアウトです。
他にもあります。
彼らが行ったことは明らかに業務妨害です、民事で訴えられて損害賠償が発生したとします。
彼らが手を出したのが大企業で、その賠償額が高額となったとします（実際には日本の民事訴訟では被害者側が受けた直接の損害の対象が賠償額となるケースが多いので、例えばアメリカのような大変な額になる事は少ないようです）。
『そんなん払われへん』と仮に破産して逃げようとしても法律に定められている『こんなもの』があるのです。
『故意に第三者に対して損害を与えた賠償はいかなる場合でもそれを免責しない』
おーっ怖っ！これ意味分かりますよね？
もし彼らが破産して賠償をチャラにしようとしても『出来ません！』それどころか就職もままならぬ彼らは一生損害賠償を払い続けないとならない！なんてこともありえるかも？ですね（再犯の抑制のためにも、日本の賠償額裁判を改訂し、間接的な被害も加味するよつになっていただきたいです）。
ふざけてアップした『たった一つの動画』で一生を棒にふる事にもなりかねません。
事の重大さに気付いた時はすでに遅し、そんな事にならぬよう本人はもちろん周りの人たちにも気付いて欲しいです。
ターゲットにされた飲食店、色々と再発防止に多額のお金をかけ設備投資しているようです。
ただでさえ迷惑動画で客足が鈍り、株価も下がっている『被害を受けた側』が更に設備投資するなんて理不尽にも程があります。
このSNS問題、色んな意見があります。
拡散や炎上や匿名や誹謗中傷についても。
昔からあった事でしょうが、可視化されてここまでの大事になっているのも確か。
でもね、あれは絶対アカンやつやで。
とある有名人が『そんな目クジラ立たないで許してやれば』みたいな事をSNSに上げていましたが、刑罰や罰金はなんのためにあるのでしょう？
それは啓蒙であり模倣や再発の防止のためですよね、もし簡単に許していたら第二、第三が出るのは必至。
あんな事許していたら、性善説における『お客様』任せの飲食業なんて成り立たなくなります（そば屋のサービス揚玉やネギ、ドリンクバー、カレー屋の福神漬け、サラダバー、挙げたらキリなし）。
全ての事案において被害者が泣き寝入りなんて事はあってはならないのです。
私も経営者であり料理人なので言わせていただきました。
と、これくらいにしときましょ。
ちなみに私は愛に満ち溢れています（笑）。
ほな本日は？
小豆島のタケノコメバル。
香川庵治の天然真鯛。
富山で揚がった10Kgのホンヨコは背側４分の１。
来島のハリイカ。
志度のサヌキデンブク。
厚岸のマツブ。
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