瀬とり | 日記 | 10円

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

10円

2023.02.25

富山で鰯が記録的な豊漁、地元の魚屋で一尾10円やと(笑)。
昨日香川の卸と魚の買い付けで何にするか決めてたら、卸の兄ちゃん言いました「おやっさん!鰯が安いですよ!」。
そんなん報道で皆んな知っとるやろし、一尾10円の鰯仕入れて私が『ナンボ』で瀬とりで出すの?
手間かけて生姜煮にしても一品100円もらえんよ(笑)
だから話は聞かなかった事にした。
富山では、今は豊漁で盛り上がっているようですけど、来月になってホタルイカが回ってきたら《その鰯》がホタルイカ漁の邪魔になるんですよね。
太平洋では記録的な鯖の不漁、日本海では鰯の豊漁。
瀬戸内では去年「皆無」だった赤貝や鳥貝や蝦蛄が揚がっているけど、ここ数年『本ミル』なんて見てないし、黒鮑は絶滅危惧種になるし。
来月の播磨灘での『イカナゴ』は回ってくるんかな?
毎年 瀬とり で釘煮をお出ししているけど、過去に一度だけ「漁解禁」して僅か3日で「禁漁」になった年は買えんかったもんなぁ。
ウチら播州人は『釘煮』を食わんと春が来た感じがせえへんのよね。
温暖化・海の栄養不足・獲りすぎ・磯やけ と色々言われているけど、昔の海に戻すのはもう無理な気がしますね。
それでも私は魚を買い続けなければならないのだ。
そういえばロシア産のカニの輸入、日本は海産物に関しては制裁に加わっていないようですね。
アメリカとかがロシア産のカニの輸入を止めている影響で市場にロシア産がダブつき『逆に』日本ではロシア産が通常より安価で出回っているみたいです。
私、今年の国産『活ガニ』が去年より高値がついているのは輸入のカニが入ってきていないのが原因の一つだと思っていました(実際ベーリング海のカニは獲れていないどころか漁さえしていません)。
瀬とりでお出ししている『活 松葉ガニ』は去年の仕入れ値より間違いなく「お高い」です。
まぁ燃料やら電気やら色々なものの値上げも影響しているのでしょうね。
活ガニに関してはホンマに時価で、昨日香川の卸の兄ちゃんと話していたら、昨日のキロ単価は先週よりかなり上がっていました。
先週、先々週と食べていただいたセトラーにはラッキーでした、良かった良かった。
てゆうか3月もまだまだご予約いただいております、おおきに(輸入の冷凍物とは全くの別物です、セトラー クラスは言わんでも皆んな分かってるわなぁ)。
ほな本日は?
白身は香川庵治の天然寒ビラメと天然真鯛。
赤身は南紀串本の本ガツオを一本買い。
瀬戸内産『新若布』の三杯酢は今だけ。
高知佐賀港のヒラアジはなかなか良さそう。
山口宇部の白ミル。
香川観音寺の特大赤貝。
紀淡海峡のモンゴウイカ。
香川庵治の白ギスは塩焼きに。
昨日は臨時休業いたしましたので今週は変則仕入れ。
次回のブログアップは火曜日となります。
それではご来店お待ちしております。
※ただいま予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。

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