瀬とり | 日記 | 僕の名前はヤンボー

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

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瀬とり の日記

僕の名前はヤンボー

2023.07.08

水族館で見かける人気者?「マンボウ」という魚。
けったいなフォルム、スローモーな泳ぎ方、アホみたいに大きくなる憎めない奴。
実は食用として流通しています。
食べた事ありますか?
決して旨いものではありませんが。
いわゆる『マンボウ』と『赤マンボウ』、実は全くの別種です。
本家マンボウの身、見た目はイカのようで食感は鶏のササミのよう、全く味はありません。
が、肝と皮と腸は美味で、身を肝であえる『肝和え』は漁師の間では超人気。
水分が多く劣化が早いので『肝和え』にはなかなかお目にかかれないかも?
対する赤マンボウ、ほとんどが柵やフィレで売られています。
見た目も食味も安っぽいマグロのようで、実際食品表示のええ加減やった昔は『某回転寿司』でマグロとして回っていた事もあります。
よく言われている『マンボウ最弱説』都市伝説なようなもんで、ほとんどが嘘。
例えば、仲間が死んだストレスで死亡とか、仲間から受けたストレスで死亡とか、真っ直ぐにしか泳げないので激突死とか、イカを食べ過ぎて死亡とか、潜ったら海水温が冷た過ぎて死亡や、太陽光線で死亡とか色々ありますが、これらは全てデマ。
ただ弱いんは弱いらしく、丸呑みした小魚の骨が腸に刺さって死んだり、意外に真皮が弱くて傷などで感染症になりやすいのは本当のようです。
小回りはききませんが真っ直ぐにしか泳げないなんてことは無いし、仲間が死んだストレスどころか『縄張り意識』が強いので、逆に近くに仲間が来たらケンカになるみたいです。
あのユッタリとした泳ぎや鈍臭そうな姿形とか、泳ぎがヘタで幼魚の時にほとんどが天敵に食べられてしまい、いくら3億個の卵を産むといっても成魚になれる確率は僅か0.01%。
そんな事から、あのような都市伝説が生まれたんですかね。
私はどちらのマンボウも食べた事がありますが、もう一度食べようとは全く思いません(笑)。
逆に(なんの逆?)もし見かけたら是非食べていただきたい魚もあります。
私個人の意見ですが、、、「瀬戸内の星鰈」「沼島黄金鱧」「関鯖」「関鯵」「城下鰈」「岬鯖」「岬鯵」「鮭児」「明石蛸」「氷見鰤」「播磨灘川津海老」「真九絵」「網走釣吉次」「備讃本海松喰」「天竺太刀」「紅瞳」「若狭屈頭」「大阪湾鳥貝」「大阪湾金太郎」「伝助穴子」「明石鯛」「瀬戸内赤雲丹」まだまだあるけど疲れたんでこの辺で。
かなり希少なものも混じっています、食べられる機会があれば迷わずオーダーするべし。でもきっとお値段も『それなり』でっせ。
あっそうそう、明日の日曜日は貸切りとなっております、ご注意くださいませ。
ほな本日は?
鯛と名のつく鯛やない魚、小豆島の石鯛。
イサギと名のつくイサギやない魚、高松の赤イサギは焼き霜造りで。
同じく高松のアオリイカ。
淡路福良のハモ。
厚岸のマツブ。
舞鶴の大きな(600g)のヒラアジはお造りで。
北方四島のバフンウニ。
天然真鯛と牛蒡のあら炊き。
三本松のマナガツオ西京焼き、立派な真子か入っていたのて炊きますね。
鴨ロース煮。
豚の角煮を仕込んだので、恒例の初回限定煮卵付き。
他諸々ありますが、あまり量を持っていないので割愛。
それではお電話お待ちしております。
※当店は予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。

僕の名前はヤンボー

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