瀬とり の日記
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なるほど、、解った
2023.11.04
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食の好みは人それぞれ。
流されず、ブレず、それも一つのプチ美学。
私なんて犬の卒倒(古っ)『寿司・鶏肉・松花堂弁当・粉もん・ラーメン・うどん・野菜キノコ類』ほとんどこのローテーション。
以前にも何度か触れましたが『ラーメン』いわゆる支那そば系が私の好み。
ノスタルジックなやつね、瀬とりの近くにあったのですが、どうやら閉店になるかも?との噂。
その店、提供価格なんて少し前まで450円、昨今の物価高で値上げしてからも500円と激安。
ラーメン一杯1000円を超える「このご時世」、頭が下がります。
困ったのは私、店での仕込み後『賄い』を作るのが面倒になった時の救いの神でした。
今月の帰省のための新幹線チケット、数日前に国立駅の『みどりの窓口』で発券。
その帰りに初めて入るラーメン屋『発掘精神』何でも試してみないと分からない。
まぁ非常にお忙しい店のようで、ランチタイムを過ぎたのに次から次へとお客さんが回転、常に満席状態。
前述の通り人の好みはそれぞれ、私には合わない『お味』でしたが、、、実は全てが『?』マーク。
『掃除してんの?ってくらい、床からカウンターから厨房から油(脂)まみれ』、お二人いた従業員はひっきりなしに『私語・おしゃべりに夢中』、『そして私には1050円のラーメン』の味ではありませんでした。
私も経営者・料理人のはしくれ、そこで非常に気になった。
なんでこんなにお客さんが『来る』のか?
提供されるまでの時間、食べている時、ずっと考えていました。
結局答えは出ない、まぁしゃーない、そして「再訪はないな」とか思いながら店を後に。
瀬とりまでの帰り道『閃いた』分かった!
なんと駅からの道のりにあった数軒のラーメン屋のうち『5軒』も閉店しているんですわ。
勝手にそれが答えと自分を納得させる。
それ以外、あのクオリティで、あの来客状態はありえない。
そのうち新規参入あるやろ、少々期待。
私が自宅から瀬とりに来る時に通る道、言うたら通勤路。
甲州街道沿いに『ポツン』とあるラーメン屋。
お世辞にも飲食店を経営するには良いと言えない陸の孤島。
確かオープンしたての頃はお客も『まばら』だった記憶が?
先日、いつものようにそのラーメン屋の前を車で通ると『長蛇の列』何事?
どうやら、朝の情報番組で紹介されたみたい。
うーん、やっぱりメディアの力はエゲツないと実感いたしました。
地道に真面目にやっていればエエ事あるんやな?
ワシはまだ無い、じっと手を見る(笑)。
では本日は?なんやけど、最初ひとつ言わせておくんなまし。
今日の買い付けは、全てにおいてホンマに満足のいく『ええもん』が買えました。
そして瀬とり8年余の中で、まず私が頑なに使わなかったモンもあります、ご期待。
青森は深浦で揚がった100kgの『天然本マグロ』、カミ背を2kgほどゲット。
もちろん『生』(一度も冷凍していない)です。
お造りや丼かな。
香川庵治の天然ヒラメ。
香川三本松のサヌキデンブクは薄造り。
香川高松のモンゴウイカ。
本日のタコは千葉産の浜茹で。
茅部のマツブ。
南知多の白ミル。
本日のヒラアジ、豊後アジでございます、それも釣りもの極上品、ほぼ『アレ』ですね。
バリバリの釧路の大羽を敢えて、敢えて生姜煮に。
そして瀬とり初登場、根室の極上秋刀魚。
あまりにも魚が良かったので思わず買ってしまいました。
高級寿司店で出すクラスの『よう肥えた』一番手、もちろん瀬とりのアホ親父は塩焼きで。
お値段が少し張るのはご勘弁を。
ねっ、面白いでしょ?全てよし、皆さまに食べていただきたい。
ではお電話お待ちしております。
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