瀬とり | 日記 | ポッキーゲーム！

先週の三連休、めちゃくちゃ温かったすよね。
８日の立冬を過ぎて一気に気温は低下、さすがにもうあんなん無いやろけど。
ある処では桜が咲き、またある処では向日葵満開。
温害で夏野菜などがうまく育たず、ダメ元で９月に種子を蒔いたら11月に実がなる驚きの二毛作（笑）。
北海道網走の堤防で秋刀魚が入れ食い、ニュースで見たけど、あんなサヨリより細い痩せた秋刀魚をギョーさん釣り上げてどないするんかね？
流行語大賞にノミネートされた『地球沸騰化』でもホンマに温暖化に向かっているのか？と疑問を投げかけるカシコの先生もいらっしゃるようで（ホンマどれが正解やねん？）。
この地球、氷河期と間氷期を繰り返しているのは確かで、現在は第三間氷期でしたっけ？
ただそれは文明を持っていなかった『お地球』の話、はたして今回は？
どっちにしても生きている間にリニアモーターカーに乗れるか？乗れんか？なんて言うとる私には『氷河期』はさすがに実感なし。
マイクロプラスチック問題、従来のストローをやめて紙製に。
ん？ちよっと待て、そもそもプラスチック製品の普及は、森林伐採を止めるためやったやんね？
紙製ストロー、実は高品質のパルプを使わないと水分に強いクオリティは得られません。
あのストローのために「バッキバキ」樹木を伐採しとりやす。
マイクロプラスチック、先進国からはほとんど排出されていないようで、アジアの途上国はポイ捨てがお好きなよう。
歴史を振り返ると、コロコロ変わる二枚舌、なかなかの支離滅裂に本末転倒。
そもそも、植林するにも伐採するにも、EV車のバッテリー作るにも、太陽光パネル作るにも、驚くくらいのCO2を排出します。
それでも数十年後を見据え、やらねばならない事なんでしょうが、、、。
話変わりますが、昨今『グルメ』という言葉をそんじょそこらでよく使いまんな。
私みたいに古い料理人の修行時代は、そんな言葉を頻繁に使われておらず、フレンチのコックに『こういう意味やで』と教えてもらったくらいです。
そもそも『グルメ』の語源はフランス語の『食通とか美食家』の意。
これ言うたらまた「面倒くさい親父やな、もはや日本で進化した日本語や！」と言われるのは承知で言わしてくれ！
テレビでリポーターが『今日はここで絶品グルメを戴きたいと思います』『ここ漁港の近くの新鮮グルメを堪能します！』『今日はここ◯◯公園で世界のグルメフェスタが開催されています』
《今日はここで絶品「美食家」を戴きたいと思います（怖っ）》《ここ漁港の近くの新鮮「食通」を堪能します（キモっ）》《今日はここ◯◯公園で世界の「美食家フェスタ」が開催されています（見たないわ）》
なーんや それ？！
ねっ？面倒くさいでしょ？（笑）
さてさて、以前に告知した通り次の週『18日 19日 20日』は実父の米寿のお祝いで帰省しますんで『臨時休業』となります。
ただでさえ休みの多い当店やのに、ホンマにずみまぜん。
干しダコ買えるといいですね、もし買えたら『明石のタコ飯』振る舞いませう。
では本日は？
日本海側で冬に稀に揚がるカツオ、超幻の高級魚『境港産迷い鰹』入荷。
過去には一度も買えない年もありました。
以前にもお話ししましたが、日本海を北上する鮪の群れに混じって『ワシはカツオやないでぇ！マグロや！』と勘違いしているやつです。
かなり旨い魚、レアもんですので是非この機会に、ただ言うてもカツオはカツオ『土曜 日曜日で何とかしたい』。
香川庵治の天然ヒラメとアオリイカ。
本日はまだまだスゴい、続きます。
大阪湾の極上秋鯖はお造りでいける品、軽ーく〆て。
鹿児島で揚がったシマアジは天然物、これも旨そう。
南三陸の浜茹でマダコ。
厚岸のマツブ。
根室の極上大羽鰯は『塩焼き』と『生姜煮』で。
少々気合い入れてみました。
鳥取の松葉ガニ漁が解禁、ブランドの最高峰『五輝星』は初セリで280万円の値をツケました、それでもビックリやのに兵庫浜坂での初セリでは『煌星』が史上最高額1000万円出ました！
アホや、、、。
瀬戸内のナマコ漁も解禁、香川の卸の兄ちゃんに訊いてみましたが、今年は海水温が高い影響か、まだ小さく 硬く 値段も高いようです。
今月末くらいになれば落ち着きそうなので、瀬とりではその頃からかな？
それではお電話お待ちしております。
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