瀬とり | 日記 | 電柱でござる!

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瀬とり の日記

電柱でござる!

2023.12.16

何とも早い、もはや師走も半ば。
もういくつ寝るとお正月?
一昨日は12/14、私の故郷『播州』では特別な日。
『赤穂浪士討ち入り』、私個人では亡くなった母親の誕生日でもあります。
私が幼い頃、母親がよう言うてました、『誕生日は嫌い、討ち入りの日やから』(おそらく沢山の人が亡くなったからかな?)。
今でも美談として語られ、年末には『討ち入り』を題材としたドラマなども放送されます。
こんな事言うたら元も子もないんですが、そんなに美しい話ではないようで。
まず殿中(私、子供の頃マジで電柱やと思っていました)で切りつけた浅野内匠頭、よく言われるのは江戸城に参勤に行った際、吉良上野介に『田舎侍とバカにされ、城内のしきたりやマナー等も嘘を教えられ恥をかかされ、その恨みつらみが積もって殿中で切りつけたとか』。
浅野内匠頭は即日切腹、吉良上野介はお咎めなし。
それに憤慨した大石内蔵助率いる赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入り主君の仇をとった。
まぁこれだけ聞けば『美談』?かもしれません。
実は浅野内匠頭、かなりのヒステリー持ちだったようで、今で言う『少し精神に異常をきたしていた方』?
討ち入りに関しても赤穂の浪士は100人以上いたのですが、討ち入りに賛同したのは半分以下の人数。
反対派が多かったようです。
殿中で刀を抜いたにも関わらず(当時は重罪)幕府の処置も寛大で、通常なら打ち首のところを介錯までつけ『切腹』と最期まで犯罪者ではなく武士としての威厳を重んじ、介錯の刀まで『備前長船』やったかな?超名刀を使っているんですよね。
江戸の町民の反応も微妙で『47人でよってたかって老人ひとりを惨殺した』とも言われていたようです。
だいたいこの手の話は尾ビレ背ビレがついて語り伝えられていく間に美談となっていくようですね。
兵庫県の西の端、岡山県との県境に位置する赤穂市。
古くから塩田が有名で『赤穂の塩』はかなりのハイブランド。
私ゃ子供の頃、赤穂の塩を使った『塩饅頭』が大好きでした。
赤穂浪士と浅野内匠頭のお墓がある赤穂市の『何とか寺』(ゴメン名前忘れた)大阪から阪神電鉄 山陽乗り入れ直通特急で『ちんたら』行くのもかなり『オツ』。
海岸線を走る山陽電車は乗り鉄でなくても、その風光明媚な景色には目を見張るでしょう。
ただ『チンタラ』走る私鉄の特急は大阪から赤穂までは2時間以上かかるんかな?
新幹線で姫路まで行けば『あっ』ちゅう間やけど。
そうそう赤穂は真牡蠣も美味しいですよ。
先週は皆さま、氷見のブリと大間のマグロ、たくさん食べていただき『誠に有難う御座いました』旨かったですね。
超イレギュラーの『ブリしゃぶ』も喜んでいただきホンマに良かったです。
また色々やりますね。
今年の瀬とりの営業も残すところ『16 17 18 23 24 25 26 27日』となりました。
瀬とりの親父、今月は特に仕入れの方『気合い』入っています。
お時間あれば是非お顔出してくださいね。
ほないきまひょ。
瀬とり初?二回目かな?
福岡で揚がったヒラスズキ、一般的なスズキは夏が旬に対してヒラスズキは秋から冬に旬を迎えます。
スズキのように回遊魚というよりは、地磯などでよく釣れますね。
ヒラスズキの方が断然味も良く高級魚です(ハッキリ言うて旨いです)。
見た目もシュっとしているスズキに比べズングリしていますね(画像参照)。
お造りに焼き霜造り、塩焼きでも。
先週仕入れた大間の本マグロ、赤身の部位を一週間熟成させました。
香川庵治の天然真鯛。
紀淡海峡のモンゴウイカ。
三宅島の天然シマアジ。
根室の大羽鰯は極上、カチカチ。
南三陸の浜茹でマダコ。
厚岸のマツブ。
貝刺し二点盛り。
軟体盛り。
女木島の赤ナマコ。
香川志度の地牡蠣は小鍋立てと天ぷら。
それではお電話お待ちしております。
※当店は予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。

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