瀬とり | 日記 | 謹賀新年

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瀬とり の日記

謹賀新年

2024.01.07

2024年を迎えました。
がしかし、素直に『おめでとう』と言えない新年の幕開けでした。
元来、私は『正月』なるものが大好きで、それは子供の頃から現在まで変わりありません。
59年間生きてきて、これほど心の痛い正月は初めてです。
元日の地震、翌日の飛行機事故、九州の火事。
災害に遭われた方、事故に遭われた方、その尊い命を無くした方、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。
実際、1995年の年明け間もない震災では、私の実家も被害を受けたので(後に全壊指定)『ホンマに人ごとやと思えんのです』。
災害や事故はいつ自分の身に降りかかるか予想出来ません。
皆さまも普段から様々な状況に備えておくことをお勧めいたします。
話は変わりますが、昨日の初セリで今年の一番マグロがコロナ以降「最高値」をツケました。
お値段『1億1424万円 』1Kgあたり48万円。
当たり前ですが100g 48000円、てことは寿司一貫あたりの原価が5000円以上。
歩留まりを考えるともっとですね、普通に儲けを考えて提供すれば、マグロの寿司一貫8000円以上ってとこですか。
それを二貫で千円ほどで提供するみたいでんな、こりゃワシ以上に計算出来んな(笑)。
まぁ、儲け度外視で宣伝料『客寄せパンダ』として大盤振る舞いでしょう。
(実際、銀座の寿司店はトロと赤身のセット二貫で1080円らしいです)
銀座の寿司店と豊洲の卸売り業者が協力してセリ落としたんやてね、あっ!言わずもがな『大間産』でございます。
確か釣り上げた漁師さんには8割ほど入るんでしたっけ?すごおまんなぁ。
一つ気がかりなんは、既に三件の『松葉ガニ』予約をいただいておりますが、地震で被害にあった地域は有数のズワイガニ産地、漁どころやないやろし、設備も何もかも失っとるし、全体的にカニの卸値が上がるかも?ですね。
それでは新年お初の旬魚は?
豊後水道で揚がった寒鯖、釣りものです、軽く〆て。
高岡のタチウオも釣りもの、焼き霜造りと塩焼きで。
香川志度のタケノコメバル、非常に旨い白身です、生簀で元気におよいでいたやつ。
香川庵治の天然真鯛。
高知甲浦の歯ガツオ。
厚岸のマツブ。
これはデカい、大きな大きな京丹後のケンサキイカ。
根室のトロ鰯は年末時の半値で買えたので『生姜煮』にして提供価格も半値で。
みんな『来てやー』。
よく聞く新年の挨拶『新年あけましておめでとうございます』
実はこれ間違っているって知っていました?
正解は『新年おめでとうございます』もしくは『あけましておめでとうございます』です。
新年が明けてしまうと来年の事になってしまうらしいですよ。
まぁ、言うてもメディアでも、言葉を扱うアナウンサーあたりが間違って言うてるから、もうええんやろね。
※当店は予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。

謹賀新年

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