瀬とり | 日記 | clubとcrab

瀬戸内直送の鮮魚、西日本の銘酒。リーズナブルな和食屋 、落ち着いた雰囲気でお一人様でも。

Top >  日記 > clubとcrab

瀬とり の日記

clubとcrab

2024.02.17

去年は、、、瀬とり名物『活け松葉ガニ』の注文が10件ほどありました。
今年は現時点でまだ4件。
正月の地震や大雪の影響で卸値が高騰しているのが予約が減ったひとつの原因?かな。
ぶっちゃけ、『ぶっちゃけ』ですよ、私の中では『松葉ガニ』で儲けようとか全く思っていません。
ウチでカニを予約してくださるお客様は、瀬とりの提供価格では商売になっていないことは理解されていることと思っています。
カッコつけて言うんやないですが、ホンマに普段から「よう見えて」くださるセトラーに『私なりの感謝の気持ち』とセトラーが喜ぶ顔が見たいというのが本心です。(これホンマです)
だから出来るだけ『お安く』提供したい、とゆうてもそもそもが超のつく高級食材(泣)。
少しだけ調べてみました。
まず私がいつもやっていること、香川の卸の兄ちゃんが取引している豊洲のカニ業者に兄ちゃんに「口をきいて」もらい、その時その時で出来るだけ少しでも安く仕入れる産地のカニを探してもらっています。
だから今年も『鳥取』になったり『島根』になったり、前回は『福井』でしたね。
産地から空輸で豊洲に入ったカニを都内便で瀬とりまで届けてもらっています。
そんでさっきの話、少しだけ「調べてみた」になります。
もし何のツテもなく普通に松葉ガニを仕入れた場合の現時点での相場は?です。
なんと私もビックリしましたが、最もエラい値段で『某百貨店』で《たった500g》の『生 松葉ガニ』が一杯2万円前後!
ん?うそやろ?ってなくらいです。
ここで自慢ひとつ、瀬とりの松葉ガニは『生』どころか『活け』です、生きています、人口海水の中で泳いでいるヤツが大きな発砲スチロールに入って届きます。
そして目方ですが、最初の3件が約900g、前回は4名様だったので大きめにして1.2Kgでした。
もちろん私は瀬とりで使っているカニの原価を知っています、そして私ごときの為に『ええカニ』を回してくれている専門業者の方達にホンマに感謝しております。
そしてチョビっとだけ私の技術料をいただいてセトラーに提供出来ることに誇りと幸せ感じております。
とにかく皆さまが『旨い』と言うてくれて、楽しそうに美味しそうに酒を呑んで『ええ笑顔』を見せてくれるんが『綺麗事』やなく「やって良かったな」と思う瞬間であります。
この精神はもちろんカニだけに限らず、普段使っている食材も同じ思いであります。
今年の山陰の松葉ガニの漁期は3月まで、3月になると需要も減ってくるので値は下がりますが、出荷数も少なくなり、海水温の上昇と共に味も落ちていきます。
毎年 瀬とりでは2月いっぱいくらいでしょうか?予約を受け付けるのは。
あっ、もう一つ言わせてもらいまっさ!瀬とりの松葉ガニは茹でてまへんで、『蒸して』るんですわ、ここめちゃ重要でっせ。
今年の夏は『ハモすき』でもどうですか?
こちらでは『ハモしゃぶ』とかが多いみたいですが、ハモの本場では『ハモすき』です。
本場関西式の『ハモすき』を瀬とりでは提供できますよ。
おそらく皆さま食べた事がないんとちゃうかな?
最近よく瀬とりで提供している『イワシの生姜煮』まぁ人気メニューで毎回ほとんど完売します。
私の使っているイワシは根室のよう肥えたやつですが、昨今の報道で富山氷見でイワシが大豊漁とな。
なんやら地元の魚屋では一尾10円で売られているとか?
さぁここで変なこと言わんといてや。
そりゃ私も同じように一尾10円でイワシを仕入れる事が出来るなら皆さまにめちゃくちゃ安く提供しますよ。
ただ私の仕入れ先には富山のイワシは出ていません(地産地消のようですな)。
今後富山の10円イワシが買えるなら、超サービス価格を『お約束』しましょう。
さて本日ですが超特選旬魚入荷いたしました、では「そやつ」から。
塩釜で揚がった近海物《生》本マグロ、魚体は100Kgのもの。
ど真ん中を《ヒトケタ》Kgアップのブロックで買えました(画像参照)これはホンマにビビるくらい旨いんで早いもの勝ちでっせ。
他には香川観音寺で揚がったブランド河豚、サヌキデンブクは薄造りで。
香川庵治の3Kg近い大きな寒ビラメは昆布で〆たら旨そうなんでやっちゃいますか。
紀淡海峡のモンゴウイカ。
本日のイワシは石川産「富山の隣りやんけ!」と言うかも知れませんが、一尾10円でも20円でもおまへん(笑)かなり良いイワシなので『タタキ』と『塩焼き』に『春天盛り』(春の天ぷら盛り合わせ)と題しまして「イワシ・タラの芽・菜花」の盛り合わせやりまひょか(めちゃくちゃ旨そうや)。
淡路は沼島のブランド釣りアジはお造りで、早いモン勝ち。
苫小牧のホッキは少し小さめなのでお安く提供いたします。
春らしく、九十九里の地ハマグリで酒蒸しを、これも割と安く買えたのでサービス品。
本日のタコは南三陸産、瀬戸内は禁漁期です。
軟体盛りもいけますな。
特選素材の本マグロは丼なんかもやりましょう。
それではお電話お待ちしております。
※当店は予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。

clubとcrab

日記一覧へ戻る

【PR】  松風地どり  KAMIKIRIMUSHI 髪切虫  オートステージ  新宿ランドリー  越谷 スマホ・パソコン教室