瀬とり の日記
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味力
2024.08.03
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『三つ子の魂百まで』と言いますが、味覚に関しては12〜13歳までにほぼ決まると言われています。
よく言う『酒を呑みだしてから味覚が変わった』。
これは確かにあるかも知れませんが、酒を呑みだしたから変わったというより、お酒を呑める歳になってから『同じ食べ物』でも今まで食べてきたものより『良いもの、一流のもの』を食べられるようになって『本物の味』を知った場合や。
お酒に合う『肴』などが『食事のオカズ』と違った味や魅力に気付くとか。
そんなとこも関係していると思いますね。
歳を経て『好きだった味が嫌いになる』より『嫌いだった味が好きになる、又は食べられるようになる』の方が圧倒的に多いでしょう。
私も子供の頃は『野菜全般』大嫌いでした、それが今は『青虫』と呼ばれるくらい野菜をモリモリ食べます。
特にピーマン・トマト・ブロッコリー・キノコ・スナップエンドウなどなど、ホンマに食べたくなりウチでよく料理します。
ただ香りや匂いのキツい野菜は現在でも苦手ですね。
『芝居 蒟蒻 芋 蛸 南瓜』江戸時代から女性の好きなものとして言われています。
一般的に女性の方は野菜や穀類とか蒟蒻などの『繊維質の多いもの』が好きな傾向がありますが、これは生物学的な見解から便秘の多い女性が本能で繊維質を摂りたくなるのではないか?と言われています。
よく爪を噛む癖がある人いるでしょう?あれもカルシウム不足の方が本能的に爪からカルシウムを摂取しようとしている?と言われています。
なんや、腹が減って自分の足を食うタコみたいやな(笑)。
そうそう、最近の研究で言われている事で、塩分の採り過ぎについて。
塩化ナトリウム99%以上などの所謂『精製塩』はホンマに身体に悪いみたいですが、『藻塩や岩塩』などのミネラル(不純物)を多く含む塩ほど多少採りすぎても問題無いことが分かってきたようです。
まぁ全ての食物はバランスが大事で、どんなに身体に良いと言われているものも『摂り過ぎ』はアカンけど。
ご安心ください、瀬とりでは塩を7種類使っていますが、身体に悪い(笑)塩は1種類のみで、その『悪い』(笑)塩は料理には直接使っていません。
魚の鰭の化粧塩や貝類などのヌメり取りに使うだけです。
セトラーの口に入る塩はかなり『ええやつ』使ってるんでご安心を。
先週の『究極のアジフライ』ホンマに飛ぶように売れて日曜日で完売。
ホンマに究極と呼んでいいクオリティやったっすね(旬魚 旬菜 自画自賛)。
普段はとにかくお造りにして『どないや!』みたいな鯵を探してお出ししているので、なかなか『アジフライには これや!』みたいなんは仕入れないのですが、今回のは活け〆で尚且つ厚みも水分量も大きさもあり『やったるで!』となった次第です。
お一組だけ普段からリクエストしてくれていたセトラーが『いきなりの告知』やったので『既に予定あり』で見えられなかったので申し訳ない気持ちっす。
仕入れは一期一会、堪忍な。
大丈夫!またやるから。
色々と私個人的に縁のある『元明石市長の泉さん』ですが、最近なんやら彼の『関西弁(の中でも比較的おガラの悪い播州弁)』が物議を醸しています。
私も本気で喋ったらバリバリの播州弁(笑)彼の言うてる事は海側の漁師街の気質のことなんですがね。
品の良い子供の起こし方『僕ちゃん、朝よ起きて、遅れますよ』これが播州弁の漁師街よりやと『朝やで!はよ起きんかい!いつまで寝とるんや!海に沈めんぞ!』となります(笑)同じ意味で同じように愛があります。
電車を使えば神戸まで僅か12分、大阪府まで35分しか離れていないのに、、なんとまぁ。
言うても大阪でも南の方は、ウチらに「おガラ」は負けてへんけどね。
今回のオリンピック、ルール改訂や審判のレベル等、問題満載ですね。
『ダイバーシティ』『多様性』私の頭の上に「ハテナ??マーク」が何個も飛び交ったのが『女子ボクシング』。
トランスジェンダーの選手が女性選手をボコボコにし、女性選手は身の危険を感じ僅か40秒ほどで棄権。
試合後はあまりの悔しさにリングに膝をつき泣き崩れます。
マイノリティの権利や意見も大切ですが、マジョリティの意見や権利も同等に大切です。
あの泣きじゃくるイタリアの女性選手もこの4年間、オリンピックの夢舞台を目指し血の出るような努力をしてきています。
何の忖度が知らんけど、それを全く報道しない『マスゴミ』もどうか?と思うけど。
当たり前の事を言いますが、ほとんどのスポーツは男女別々に競います、それは何故か?その理由は子供でも分かる事です。
極端な一例ですが、なんやったら『トランスジェンダー五輪』とか『トランスジェンダー枠』を設けて競技するとか?
トイレや公衆浴場問題もそうですが、『その方』たちのための特別なトイレや浴場を作ればいい。
もちろんそれは『永田町の貴方たち「かしこ君」が懐に入れないで』国のお金でね。
もしそれさえマイノリティ側から『それも差別だ!』という声があるのなら、もう一度 私ゃ 言いたい。
マイノリティにもマジョリティにも権利・権限があります、結局はお互い歩みよって、どちらか一方に負担がかからないようにする。
これが本当の多様性であり『政治』であると我想ふ。
では本日は?
内海の蛸入荷!瀬戸内のタコは夏が旬、志度から活けの讃岐ダコ。
そろそろ真鯛も良くなってきました、香川庵治の天然真鯛。
小豆島のハモ。
五島の天然カンパチ。
舞阪のヒラアジはタタキとなめろう。
北海道のアオヤギ。
香川女木島のニシ貝。
焼き物に赤カマス、真鯛のカブト、カンパチのカマ。
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